幸四郎の武蔵坊弁慶
昨日は、夜の部の歌舞伎に行って来ました。今回は、一等席を半額以下の値段でゲットでき、こんなに近い席で観ることができました。舞台までの距離が短くて、花道も端から端まで見渡せます。
この幕は『旭日端翔』という名の緞帳です。歌舞伎では、通常「定式幕」がかかっていますが、幕間には緞帳が降ります。新橋演舞場には、4種類の緞帳がありこれはその一つです。

前回は團十郎の弁慶を、今回は幸四郎の弁慶を観ました。
比較して感じたことは、まず幸四郎の弁慶の方がはるかに素晴らしかったことです。さすが千回以上この役を演じている幸四郎だからなのか?・・・声は太くて低く弁慶にピッタリで、迫力もあり義経との主従の関係を重んじた型も好感が持てました。幸四郎の滑舌の悪さが、全く気にならないのが不思議です。歌舞伎の演技の奥深さを再認識できた気がします。
勧進帳の最大の見せ場である最後の花道の引っ込み、『飛六法』は、気迫に満ち力強くて感動的でした。とはいっても、前回は3階席でほとんど花道が見えなかったので、團十郎の出来はよくわりませんでしたが(泣)。

『勧進帳』は、やはり花道の見える一等席がお勧めです。弁慶役は幸四郎が、断然お勧め!!
歌舞伎の中で最も有名な演目をぜひ一度観てみてください。
コメントの投稿
No title
半額で良い席を取れるってツイテル~って思いますよね!
しかも花道も堪能できるなんて。
こういうことがあるからまた見に行きたくなっちゃうんですよね。d(-ω・。)
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こういうことがあるからまた見に行きたくなっちゃうんですよね。d(-ω・。)
tamayaccoさん
歌舞伎の券を扱ってる、金券ショップがあるんです。
1週間を切ると、グッと値が下がるので、
一度観た演目で気に入ったときは、チェック入れてます。
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