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『ラ・バヤデール』〜アリーナ・コジョカル




 昨年12月に初めて『ラ•バヤデール』を観てから、4回目になります。

ラバヤ


 それまで『白鳥の湖』ばかりで、他の演目を観てこなかったのですが、ボリショイバレエ団のザハーロワの『ラバヤ』を観てからバレエの素晴らしさに目覚め、見られるだけ観てみようと思い立ち半年が過ぎました。気がつけば、ニューヨークまで行ってしまったという・・・ちょっと無謀な挑戦です。

 『ラバヤ』は、ボリショイのザハーロワに始まり、新国立劇場、ABT(アメリカン・バレエ・シアター)、東京バレエ団と観て来ました。今回の東京バレエ団のニキヤは、アリーナ・コジョカルです。直前に観たABTの印象が強く残っているので、それとの比較になってしまいますが、舞台演出や振り付けがとても良く似ているので比較しやすいこともあります。

 第一印象は、日本人バレエダンサーの質の高さです。特に、コールドバレエの一糸乱れぬ美しさは圧巻です。その見事さに誇りさえ感じました。また、東京バレエ団の衣装は豪華で綺麗だなあ〜!と、うっとりしながら見ていました。やっぱりバレエは、衣装もとっても大事だと思います。

 コジョカルは、思いの外小柄で筋肉質です。背丈は日本人よりも小さくて、ちょっとビックリです。そのためか?東京バレエ団とのバランスが良く、違和感なく観ることができます。非常にしなやかで、正確な技術力、卓越した表現力に魅了されます。キュートなニキヤを演じています。
 ソロル役のウラジーミル・シクリャローフは、甘いマスクの王子様にふさわしい容姿を備えていますが、ちょっと平凡に感じたのは、ABTのキミン・キム(マリインスキー)が余りにも素晴らしかったせいかもしれません。

 全体的には、完成度の高い舞台で安心して観ていられました。今、日本人のバレエダンサーが色々なコンクールで良い成績をおさめているのがうなずけます。技術的な面では、ロシアのバレエダンサーに劣らないかもしれません。あと必要なのは、表現力とオーラです。身につけるのが難しい分野ではありますが、これからの日本バレエ界がますます発展していく予感を感じることができ楽しみです。





「ラ・バヤデール」マカロワ版 東京バレエ団
    ニキヤ      アリーナ・コジョカル
    ソロル      ウラジーミル・シクリャローフ
    ガムザッティ    奈良春夏
    大僧正      木村和夫
    国王       永田雄大
    ブロンズ像    梅澤紘貴





 

テーマ : バレエ
ジャンル : 学問・文化・芸術

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Author:南十字星
 自然観察と歌舞伎が大好きな夫婦でつくっているブログです。生田緑地と伊豆海洋公園をフィールドにネイチャーフォトを楽しんでます。

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