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六月大歌舞伎は、看板役者勢揃い!





 一ヶ月ぶりの歌舞伎は、昼の部から。幕間弁当はいつもの「辨松」で笑顔で迎えられ、いつものお弁当をスッと差し出してもらうと、気分も盛り上がってきます。混み合っていてもお店に入るだけでサッと差し出されるいつものお弁当。ここまでどれだけ辨松弁当を食べたことか(笑)
 歌舞伎座に足を踏み入れると、古巣に帰ってきたような安らぎに包まれます。
 「あ〜、やっぱり日本はいいなあ〜!歌舞伎はいいなあ〜!」と、しみじみ実感できる瞬間です。

6月の歌舞伎座



大顔合わせ 

 今月は、昼・夜の部を通しで『新薄雪物語』を上演しています。その顔ぶれは、尾上菊五郎、中村吉右衛門、片岡仁左衛門、松本幸四郎をはじめ、まさに杮茸落公演以来の豪華な役者が勢揃いです。

 歌舞伎というと勧進帳や助六、仮名手本忠臣蔵や白浪五人男などが歌舞伎を観たことがない人でも名前ぐらい聞いたことがあるというぐらい知られいている代表的な作品です。今回の「新薄雪物語」という名前は聞いたことがない方が多いと思いますが、歌舞伎を常日頃から見慣れている人たちからは名作中の名作と讃えられている待ちに待った上演作品なんです。歌舞伎のエッセンスが全て詰まった上質の作品です。

 この『新薄雪物語』は、いい役者が揃わないとなかなか上演できません。二年前の九月、新歌舞伎座杮茸落公演で次世代を担う花形役者、尾上菊之助・市川染五郎・尾上松緑・市川海老蔵・中村勘九郎/七之助兄弟、片岡愛之助らが先輩役者達から一対一で直接指導を受け勢揃いで熱演した舞台を魅せてもらいました。
 歌舞伎屈指の難しい演目ですが、精一杯頑張って将来に繋がる好舞台だったのをよく覚えています。

 そしていよいよ今回は、現在これ以上の配役は無いと思われる程の豪華な布陣で臨む、本格派。花形役者達に芸を伝授した先輩達が後世に残る見本を演じます。
 
 前半の「花見」「詮議」は、菊五郎の巧さ、仁左衛門の悪役・善人役のどちらも良く合っている演じ分けの見事さに感嘆します。
 中村吉右衛門、松本幸四郎兄弟の競い合いも見物です。持ち味の違いがわかり、面白い対比が観られます。
 「花見」の発端から始まった複雑な人間模様が、後半の見せ場「合腹」までどう作り上げていくのか、後半「夜の部」が今から楽しみです。



 それにしてもホームグラウンド「歌舞伎座」はやっぱり一番落ち着きます!












テーマ : 歌舞伎
ジャンル : 学問・文化・芸術

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Author:南十字星
 自然観察と歌舞伎が大好きな夫婦でつくっているブログです。生田緑地と伊豆海洋公園をフィールドにネイチャーフォトを楽しんでます。

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