スミレの季節その3
今年の春の生田緑地探索のテーマは、「スミレ」。
いくつ見つかるか、ガンバって下を向いて歩き回ってます。

科学館で「コスミレ」が咲いているという情報を得ました。場所はなんどかチェックしている場所。それこそ目を皿のようにして、よーく見てみると「タチツボスミレ」が咲いている後ろの石垣に「コスミレ」が咲いているのを発見しました。一瞬「ナガバノスミレサイシン」かと思いましたが、葉の大きさが明らかに違いました。

こちらは「アカネスミレ」かと思ったのですが、ちょっと自信がありません。実は、この写真では判別できないところに何ヶ所か毛が生えている部分があるはずということをスミレ図鑑で見たので、確認してからアップしようと思ってました。虫眼鏡を持って、昨日確認に行ったのですが、なんと!なくなっていました。たった4日間しか経っていないのに一本もありません・・・!?また来年に持ち越しです。明らかに今までのものとは違うので写真だけ載せておきます。
生田緑地では盗掘盗難が頻発しています。「かわさき自然調査団」のメールマガジンによると、孵化して間もない「アズマヒキガエル」のオタマジャクシが突然一匹残らず盗まれてしまったそうです。毎年貴重な動植物が盗まれます。恐らく、商売人だと思いますが、こうやって人の手によって自然が失われていくんだなと思いました。こういう事件が多発するので、本当に貴重な珍しいものはなかなかブログにアップできません。
春の花は短命なものが多く、記録を残すのもなかなか難しいです。毎日確認できればいいのですが天気とこちらの都合とで、ワンチャンスのものが多いです。一度逃すとまた1年待たなければならず、自然を相手の撮影はこちらが思っているようにはいきません。NHKなどでよく自然紀行のような番組をやってますが、根気と時間と体力のいる作業なんだなと自分でやりはじめてつくづくと思いました。