奥の池「掻い堀り中」
奥の池が緑色になっている状態を、前月20日のブログで載せましたが、
水質悪化が原因だったようです。

奥の池は、湧水で昔は底なし沼だったそうです。
岡本太郎美術館建設に伴って道路整備や池の整備が行われましたが、なお底が見通せる程の湧水を蓄えた奥の池がこんな状態になるとは・・・。落葉や泥の堆積が原因だそうです。
2月28日に、大規模な「掻い堀り」が行われました。
「掻い堀り」とは、水をいったん抜き、貴重生物を救出したのち、溜まった泥を取り除くことです。
生田緑地整備事務所と「かわさき自然調査団」による大掛かりな作業が敢行されました。

奥の池には絶滅危惧種「ホトケドジョウ」が生息しています。
ウシガエルやアズマヒキガエルの生息地でもあり、早く元の水質に戻ってほしいものです。

作業は3月末まで続くそうで、現在は水もなくこんな感じです。
カワセミが魚がいない池の中を恨めしそうに見つめていました。