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鹿芝居〜国立演芸場中席大喜利〜







 国立劇場は、歌舞伎で何度も来てますが「国立演芸場」に足を踏み入れるのは初めてです。

 国立演芸場は、毎月定席(じょうせき)公演を開催しています。上席(かみせき):毎月1〜10日、中席(なかせき):毎月11日〜20日という日程です。その中で、二月の中席は『鹿芝居』というものを上演しています。

 先月、国立劇場に「初春歌舞伎」を観に行った時、隣り合わせになった方からこの鹿芝居のことを教わりました。
 噺家が芝居することをもじって『鹿芝居(しかしばい)』と言い、芸の幅を広げる一環として始めたものだそうです。
 この『鹿芝居』は人気があって、これだけを観に来るお客さんも多いとか・・・。教えてくれた方も相当の歌舞伎ファンで、亡くなった勘三郎と一緒に撮った写真を何枚も持ち歩いていて、「私の宝物なのよ!」と見せてくれました。幕間のわずかな時間をしゃべり続ける「通のおばさま」のおかげで、今回『鹿芝居』を観ることにしました。
 歌舞伎の常連さん達が集まる席で観劇していると、幕間のおしゃべりの中でこういった情報を教えてもらえることが時々あります。


「演芸場内」
国立演芸場


「本日の演題」
演題 


 知っている噺家、落語家は一人もいませんでした。前座の落語からちょっとした手品も含めて、巧さはそこそこ?から、イマイチまでです。しかし、庶民的な雰囲気でなぜか?ホッとする感じがします。ちょうどお正月、コタツでみかんを食べながら、ダラダラとお笑いのテレビを見ているような感覚です。

 今回の鹿芝居は、残念ながら歌舞伎演目ではありませんが、「人情裏長屋」というオリジナルの話で、ほのぼのとしていて肩の凝らない舞台です。歌舞伎役者から手ほどきを受けているだけあって、衣装も化粧も本格的です。女形がいたり、舞踊があったりと頑張っていました。途中、台詞を忘れてアドリブで誤摩化したり、噺家なのに正座が苦手なのか?足がしびれて立ち上がれない役者?が何人もいたりと、別の面白さが大受けでした。最後に演じた噺家全員で手ぬぐいを舞台から投げたり(取れなかったのが残念ですが)、終演後は出口でお見送りまでしてくれました。

 『鹿芝居』は、なかなか面白いです。次は、ぜひ歌舞伎の演目で観てみたいです。
 料金も懐に優しく、一般は2,100円、シルバー(65歳以上)1,300円です。笑って、ほのぼのしたい方にはオススメです。







テーマ : 落語・演芸
ジャンル : お笑い

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Author:南十字星
 自然観察と歌舞伎が大好きな夫婦でつくっているブログです。生田緑地と伊豆海洋公園をフィールドにネイチャーフォトを楽しんでます。

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