レックダイビング(ハワイ コルセア)

ハワイレックダイビング第2弾、ポイント名は『コルセア』です。第二次大戦中に活躍したコルセアが燃料切れで水深32mに沈んでいます。練習中でのことで操縦士は無事だったそうです。真っ白い砂の上に静かに横たわっています。

ゆっくりと潜行し、水深32mの海底へ。後ろから近づいていきます。

コックピットでちょっと記念撮影。タンクとフィンが邪魔で中までは入れません。

正式名称は「F4U Corsair」。当時としては怪物級の2000馬力エンジンを載せたため、直径4メートル以上のプロペラをつけました。翼の形に特色があり、逆ガルウイングの名機です!といっても、この状態では悲しいかな伝わりません。。。アメリカ人には人気があります。

コルセアの周りは、ハワイ固有種の「ガーデンイール」生息地としても有名です。かなりの数がニョキニョキしています。「あなご」の仲間です。

「コルセア」はハワイで人気ポイントなので、大勢のダイバーが次々とやってきます。
ダイビングは水深によって潜水時間を計算します。また、浮上も一気に海面まで浮上は出来ません。水深32メートルもあると、浮上するにも2度安全停止というものを行う必要があり、この日も水深14メートルで1分、水深5メートルで5分止まっている必要がありました。
潜行も耳抜きをしながらゆっくり行いますので、行き帰りの時間を考慮し、メンバーの人数や技量、安全のための空気の残量確保、海況などをガイドが判断し、水深32メートル「コルセア」の滞在時間は5〜6分です ^^; 全行程では21分。
最大水深20m程度のダイビングだと1時間ぐらい潜っていられるので、深いところにいくのも考えものです。