十二年に一度の御開帳
生田緑地周辺の川崎市北部では、十二年に一度、午年に御開帳になる《準西國稲毛三十三観音霊場》というのがあります。歴史は古く、260年前に御開扉されてから今回は22回目です。
開帳期間が4月12日〜4月30日ととっても短く、大慌てで巡礼に行ってきました。
今週は、この巡礼で毎日歩き回っていたためクタクタで、ブログを書く暇がありませんでした。
昨日、やっと三十三カ所回りきることができ、残すところは三十三所とは別格の、よみうりランド内にある聖地公園の観音堂だけです。

手前にある回向柱から、観音堂に五色の綱が延びています。この綱が観音様の指と繋がっていて「善の綱」といいます。この綱に触れることによって観音様と縁が結ばれるというありがたい綱です。


巡礼の道筋には、道祖神も多いです。稲毛の三十三観音があったり、大山詣での大山街道があったりと巡礼ルートが多いので、道祖神もそこここで見かけます。

どこのお寺も季節の花々が満開で奇麗でした。藤棚や。。。

シャクナゲ。。。

ドウダンツツジ。。。

立派な鯉のぼりもこの時期ならではです。歩くにはいい季節ですね。
巡礼では、お茶やお菓子、手づくりの筍煮をふるまわれたりと、たくさんのお接待を受けました。大勢の人の優しさと労いに触れ、巡礼はいいものだなとほっこりします。
いよいよ最後の一つを巡って満願です。今日明日は疲れた体を休め、週明けにもう一踏ん張りしてきます。