ミューザ川崎シンフォニーホール
4月にリニューアルオープンした「ミューザ川崎シンフォニーホール」に初めてやって来ました。
とっても楽しみにしていたホールなので、ちょっとワクワクしながら開場を待っていると・・・手回し式のオルゴールでお出迎え!気分がグッと盛り上がってきます。
「シンフォニーホール」

席にすわってみると、大きなカタツムリの中にいるようです。螺旋状でゆるやかな坂を描いた客席で、木の温もりを感じる作りです。1階席は、ガウディの手がけた「コロニア・グエル教会」の地下礼拝堂(この教会は未完成で礼拝堂のみしかないのですが)を思い起こさせる雰囲気があります。
正面が、スイス製のパイプオルガンで今回の主役です。
「ポスター」

このホールでパイプオルガンを聴いてみたかったので、『ルドガー・ローマン』のリサイタルを選びました。
演目は、バッハの「トッカータとフーガ」に始まり、「クラヴィーア前奏曲集第3部より"いと高きにある神にのみ栄光あれ"」、「前奏曲とフーガ」、ワーグナーの「タンホイザーより巡礼の合唱」、「ニュルンベルクのマイスタージンガーより前奏曲」、ヴェルディの「アイーダより凱旋交響曲」、リストの「コラールによる幻想曲とフーガ」です。
パイプオルガンの多彩な音色にすっかり魅了されてしまいました。子守歌を奏でるような音色、メリーゴーランドを彷彿をさせる音色、大音響で激しく体中に共鳴する音色をまるで魔術師のように繰り出し、ホール全体を包みます。音色、テクニック、音響効果と全てが素晴らしく、演奏が終了しても拍手が鳴り止みません。立つ人も無くて、2回もアンコール演奏してくれました。やった〜!!
ミューザ川崎は、「音楽のまち・かわさき」にふさわしい素敵なコンサートホールです。機会があったら、ぜひ一度足を運んでみてくだい。川崎駅に隣接していて、とっても便利です。
コメントの投稿
No title
パイプオルガンの音色いいですよね。
私は結婚式ぐらいでしか聞いてないですが(笑)、穏やかな気持ちになえいます。(笑)
アンコールを2回もしてもらえるなんて。やはり川崎は大都会だなぁ…
私は結婚式ぐらいでしか聞いてないですが(笑)、穏やかな気持ちになえいます。(笑)
アンコールを2回もしてもらえるなんて。やはり川崎は大都会だなぁ…
tamayaccoさん
パイプオルガンの音って、身体の中まで音が響き渡る気がして好きです。
本当は、教会で聴くパイプオルガンの方がいいんですが、贅沢はいえません。
本当は、教会で聴くパイプオルガンの方がいいんですが、贅沢はいえません。