「テッポウユリ(鉄砲百合)」

ひと際、純白が目立つ「テッポウユリ」。
遠くから見てもすぐに分かります。
よく似た種に「タカサゴユリ」がありますが、
全体が真っ白で混じりっけなしの純白が「テッポウユリ」です。
少しうつむき加減に咲くのも特徴です。
日本の固有種です。
鉄砲百合や山百合などの百合の花は、
俳句の季語では仲夏です。
「初夏・仲夏・晩夏」の仲夏は夏のど真ん中。
夏はどこに行ってしまったんでしょう?
スポンサーサイト
「KABUKI KOOL」
海外で放送されている「NHKワールド」で、4月16日から歌舞伎紹介番組『KABUKI KOOL』が全10回で放送されています。
番組ホストは市川染五郎と春香クリスティーン。
日本の伝統芸能歌舞伎の魅力を分かりやすく海外で紹介しています。
この『KABUKI KOOL』が日本で見られるようになりました。
NHK BSプレミアムで日本語で放送しています。
ご紹介が遅れ、第1回と第2回の放送は終わってしまいましたが、まだまだ続きますので是非ご覧ください。
映像は少し落ちますが、歌舞伎の魅力を分かりやすく解説しています。
番組は毎回テーマを持って、30分程です。
春香クリスティーンの英語を聞くことが出来るのも楽しいです。
8月22日(土)午前6:00~6:29
「市川染五郎とKABUKIを楽しむ」
8月29日(土)午前6:00~6:28
「男が演じる女方の美」
9月5日(土)午前6:00~6:28
「KABUKIの原点は正義の味方」
9月12日(土)午前6:00~6:28
「仮名手本忠臣蔵」
9月19日(土)午前6:00~6:28
「日本のシェークスピア・近松門左衛門」
9月26日(土)午前6:00~6:28
「KABUKIならではの小道具」
10月3日(土)午前6:00~6:29
「かぶいて踊れ! KABUKI舞踊」
現在はここまでが放送予定になっています。全10回のはずなので、後3回あると思います。
アライグマ捕獲!?
涼しいですね〜。涼しすぎるぐらい。
夜の寝苦しさはなくなったので助かりますが、
夏はどこに行ってしまったのか? まだ8月でしたよね?
このまま冬になってしまうんでしょうか?

生田緑地も萩の花が咲き始めました。「ヤマハギ」に「キタキチョウ」はよく似合います。

数年前から神奈川県で問題になっていたアライグマ。自然生態系に重大な影響を与えるため生田緑地でも監視と捕獲に全力をあげていました。谷戸入口の階段下を覗いたら、檻にアライグマが一匹。罠にかかって捕獲されたのでしょうか?狸は自宅近くでも見たことがありますが、アライグマは初めてです。ほんとにいたんだ!
「ナンバンギセル(南蛮煙管)」
植物にも寄生虫ならぬ、寄生植物というものがあります。
「宿り木」などがそうですが、
この「ナンバンギセル」は、ススキの根などに寄生し、養分を摂取し成長しています。
養分を他の植物からちゃっかり拝借しているので、
自ら光合成を行う必要がなく、葉っぱがありません。
「宿り木」は他の植物に寄生するものの、自らも葉を持っているので、
半寄生植物と呼ばれています。
「ナンバンギセル」は全ての栄養を奪い取っているのですから相当なちゃっかり者です。


筒状の花の中を覗くと、巨大な雌しべがありました。雄しべは雌しべの後ろにうっすらと細く見えてます。
今の時期、ススキの足元を覗いてみてください。
全てではありませんが、かなりの確率で見つかると思います。
「ツリガネニンジン(釣鐘人参)」

今年も無事見ることができました、「ツリガネニンジン」。
釣鐘型の花の中でも一番綺麗なフォルムです。
紫色の釣鐘に、うっすらと薄い緑色のラインが入っています。
本来は、釣鐘がたくさんぶら下がるように咲くのですが、生田緑地のものは個体数が少ない上に、花数が揃わないのでまばらな感じになってしまいます。
ハギも咲き始め、いよいよ晩夏から初秋に入ってきた感じです。
「ヤマトシジミ」と「コチャバネセセリ」

何度も登場している「ヤマトシジミ」は、いつもいい子で止まってくれます。

こちらは初登場「コチャバネセセリ」です。セセリチョウ科の蝶は、ひらひらと飛ぶというより、びゅーっと飛ぶため細身の体になっています。姿形から蛾と思っている方が多いかもしれません。
このところ荒れた天気が多かったですが、今日はお日様も出て昼間はまずまずな夏日になりそうです。
これから買い物がてら、生田緑地を軽くチェックして回ってきます。
納涼歌舞伎(第三部)
いよいよ、「納涼歌舞伎」も最後の第三部の幕開けです。

『芋掘長者』は、平成十七年に歌舞伎座で十世坂東三津五郎が新たに振り付けて、45年振りに復活させた作品です。その思いを引き継ぐ巳之助が、踊ります。
物語は、踊りの苦手な芋掘藤五郎(中村橋之助)のために、舞上手の友達・治六郎(坂東巳之助)が、面を付け藤五郎のふりをして踊り、恋を成就させるというものです。踊りが上手い役者でなければ勤まらない演目です。
巳之助は、確かに踊り上手ではあるのですが、翁の面をつけて踊るには、若過ぎました。面を付けて踊る場合は面に合わせなければならないのに、面と踊りが不調和で、まだまだ固く青いのです。もっと力の抜けた柔らかさ、しなやかさを必要とする舞踊で残念ながら今の巳之助では、まだまだな感じです。もっともっと修行を積み、年齢を重ねれば素晴らしい踊りができるようになると思います。
橋之助は、おどけた踊りもこなす舞踊の上手い役者です。なかなか良い味を出しています。さすが主役を張るだけのことはあります。

『祇園恋づくし』は、祇園祭を背景に都人と江戸っ子の意地の張り合い、恋愛模様を描いた作品です。
中村扇雀が、大津次郎八と女房おつぎの二役を演じますが、これが最高に面白いです。立役と女形の両方、それも夫婦を一人で演じ分け、素晴らしい舞台を作り上げています。江戸の指物師留五郎を中村勘九郎が、また見事に演じています。江戸っ子の粋、台詞の速さ、立ち回りの切れ味、踊りの上手さ、どれをとっても申し分ありません。
主役が二人いるこの舞台にあって一際存在感を示したのが、実は巳之助です。どこまで行ってしまうのか?予想もつかない可能性を秘めた役者です。三津五郎にはない面白さとセンスを持っています。まさにダイヤモンドの原石です。その原石を見いだしたのが、猿之助でした。昨年の新春浅草歌舞伎『上州土産百両首』で、ちょっとドジでおバカな役を演じ、主役の猿之助以上に強烈な印象を放ちました。あれから、一年半の間に父・三津五郎を失い、余りにも多くの経験を重ね、役者としても一回りも二回りも大きく成長したような気がします。凄い役者になるのでは?という期待が、ますます大きくなっています。
中村座を中心として催される「納涼歌舞伎」は、いつも面白くて楽しい演目が多く上演されます。やっぱり、こういう面白い演目を待っていた!のだと、強く感じます。
勘三郎が築いた平成中村座は、お客さんとの距離が近く、場内全体に客と役者との不思議な一体感のようなものが生まれます。こんな歌舞伎は、他ではなかなか感じられません。勘三郎亡き後の一座でもその伝統は引き継がれていて、大向こうの力の入り方もやはり違うように感じます。
面白い役、馬鹿げた役のできる役者が少なくなってしまったため、こういう演目が上演されることも少なくなってしまいました。それが残念でなりません。中村座にはこれからも頑張っていってほしいと願わずにはいられません。
「イロハモミジ」の種子は、まだ青々と

このところ、少しだけ夜が涼しく感じられるようになってきました。
日もだんだんと短くなってきたようです。
秋になるといつでも飛び立てるように、
着々と準備をしている「イロハモミジ」の種子は、
今は青々として葉に埋もれています。
秋になるまでは誰にも注目されない「モミジ」ですが、
ちょっと目を向けてみると沢山のプロペラが付いているのに気がつきます。
このプロペラが色づき秋になると飛び立って行きます。
暑い夏も好きですが、そろそろ秋が恋しくなってきますね。
歌舞伎座ギャラリー
一昨日の失敗した日、一幕見席の観劇まで1時間半ほど間があったので「歌舞伎座ギャラリー」を見学することにしました。通常価格600円のところ、一幕見席とセットで購入すると500円になります。新歌舞伎座開場の時から気になってはいたのですが、今回が初めての入館です。

歌舞伎座の演目では、馬を使うものが多くあります。作りものの馬に人が二人入り、馬上に衣装、甲冑を付けた役者を載せるのでかなりの重量になります。『馬盗人』という演目では、馬が踊ります。馬の役は、かなり重労働でキツいと思います。しかも、熟練を要するうえ、二人の呼吸が合わないと話しになりません。馬役から出世した役者もいるくらいですから、それだけ重要なものですが、何と言っても顔が見えないので誰がやっているのか?わからないところが、ミソです。
この馬にも、実際乗って体験できます。結構乗り心地もよく、本物の馬と同じ大きさ、雰囲気があってよくできています。

『一谷嫩軍記』の[組討の場]で、熊谷直実と平敦盛(実は小次郎)が沖合で打ち合う場面があります。遠近感を出すための「遠見」という演出で、子役が馬に乗って戦いを演じます。これが、その子役が乗る(身につける)ための馬です。

舞台上の部屋の中央には、よくのれんがかかっています。その裏側は、予想以上に狭いのでビックリしました。のれんは、糸で上げ下ろしする仕掛けになっています。

舞台の下手(客席から見て左側)には黒御簾と呼ばれる効果音や伴奏をするため欠かせない小屋がありますが、「歌舞伎ギャラリー」では内部に入ることができます。黒御簾の中にある「鳴りもの」の楽器が所狭しと並んでいます。手に取って、触ったり、音を出すことができます。

吉原の傾城(花魁)が身につける衣装です。左から、内うちかけ、俎板帯(まないたおび)、外うちかけ。この衣装の総重量が、28㎏以上あります。

傾城のかつらは、2.2㎏ほど。これに下駄が、3.1㎏。女形の役者は傾城を演じる時、33.5㎏を身につけているのですから、体力と筋力がないとできません。
「歌舞伎座ギャラリー」は、実際の舞台で使われているものが展示されていて、見て、触って体験できるのでとっても面白かったです。役者の苦労がうかがわれ、身近に感じられました。一つ一つの小道具も精巧に作られ、日常で使ってみたくなるものもあります。歌舞伎の舞台を400年以上支えてきた「匠の技」が、満載です。さすが伝統芸能って、凄いなぁ〜!と感心しました。
納涼歌舞伎(第一部)
納涼歌舞伎の第一部は、とても楽しみにしていた演目があって勢い込んで歌舞伎座に行ったのが昨日。大失敗をやらかしてしまいました ^^;
お弁当を買って歌舞伎座に入り、いつものようにまずは座席でおやつを食べ、と始まるまでの時間をゆったり過ごすのが習慣です。その後、化粧室に行って席に戻ると、私達の席に叔母様方の人だかりが・・・? あ〜、また座席間違えた人がいるのかなと思い、「同じ席ですか?」「日にちを間違えたのではないですか?」とお互いにチケットを見せ合うと、な・な・なんと私たちが日にちを間違えてるじゃないですか ^^; 「あちゃー!やってしまった!(心の叫び声)」「時々いるんだよね。階数を間違える人とか、日にちを間違える人が・・・」って、よく話していたのに、まさか自分たちがやってしまうとは結構ショックでした。
お弁当も買ってしまったし、このまま帰るのももったいない・・・ここは前向きに気を取り直し、せっかく来たのだから、観たかった演目を一幕見席で観ることにし、待ち時間を利用して「歌舞伎座ギャラリー」に行ってきました。
「歌舞伎座ギャラリー」の内容はまた後日アップしますが、行ってみて大正解、終わり良ければ全て良しです(笑)
ここまでは昨日の顛末です。
そして今日、正しい指定日に第一部の観劇にやってきました。


第一部の一番の楽しみは、『棒しばり』です。一幕見席と本番(笑)と二度観ることができて、結果的にはラッキーでした。十八世中村勘三郎と十世坂東三津五郎コンビの当たり役を、それぞれの長男・勘九郎と巳之助が踊ります。踊りの名手の子は、やっぱり踊りの名手です。「蛙の子は蛙」とは良く言ったものです。若い分だけ、切れもテンポも良く力強い踊りです。初めて二人で踊ったとは思えないほど呼吸も良く合っていて、期待以上に素晴らしい舞台でした。勘三郎も三津五郎も「いや〜。まだまだ!」と言いながら、喜んで空の上から見ているような気がします。
今の勘九郎と巳之助の方が、同じ年齢の頃踊った勘三郎や三津五郎よりも巧いのではないか?という気がします。(実際にその時見ていないので、断言できませんが。)勘九郎と巳之助が年齢を重ねて、二人でこの演目を育んでいき、いつか親を超える『棒しばり』を作りあげていってほしいです。
第一部も二演目ありますが、もう一つが『おちくぼ物語』です。めったにやらない演目です。簡単に言ってしまえばストーリーは、日本版「シンデレラ」です。継母と異母妹たちにいじめられ、屋敷の一番日当たりの悪い、おちくぼんだ部屋に閉じ込められた「おちくぼの君」と呼ばれる姫(中村七之助)が、都で一番の貴公子(中村隼人)との恋を成就させるという物語です。
舞台は平安時代。伴奏も三味線ではなく、琴と笛と笙ですから雅な平安貴族の世界が場内いっぱいに漂います。
この物語、ことのほか面白かったです。七之助は、ますます色っぽくなって良い女形になり、立派に主役を張っています。また、隼人の貴公子ぶりも格好良くて、良い男振りです。
第一部の二演目両方とも実に素晴らしく、面白い舞台でした。残すところの「第三部」が、どんな舞台になるのか?楽しみです。
「オンブバッタ」

ドングリから育てている我が家の盆栽。
盆栽と呼べるにはまだまだですが、
その内の一つ、コナラの盆栽に最近「オンブバッタ」がいつも止まっています。
もう三日目ぐらいになるでしょうか?
朝、気がつくとちょこんと澄まし顔。
ずいぶんと気に入ってもらえたようでちょっと嬉しいです。
気がつけば、昨晩からスイッチョン♪とウマオイが鳴き始め、
夕方になるとカナカナカナカナとヒグラシの鳴き声が大きく目立つようになってきています。
秋の気配を少しずつ感じます。
高田みづえ、31年ぶりの『硝子坂』に感動!

25歳で大関若嶋津と結婚引退し、相撲部屋のおかみさんになった「高田みづえ」。
昨日、31年振りにNHKで一夜限りの生放送出演しました。
相撲部屋のおかみさんとして民放の放送に出演したことは何度かありましたが、
歌手としては引退後初めてです。
『硝子坂』と『私はピアノ』の2曲も唄ってもらえ感動しました!
「おかみさん」として大変な日々だと思いますが、素敵に歳を重ねられたようで、
ちょっと緊張気味でも元気な歌声と容姿は昔の面影そのままです。
後援会には入っていませんが、大ファンだった高田みづえが「おかみさん」ですから、
相撲では密かに松ヶ根部屋(今年から二所ノ関部屋になりました)を応援しています。
関取が松鳳山だけなので、三段目の力士ももう少し頑張って「おかみさん」を喜ばせてあげて欲しいところです。

(二所ノ関部屋HPから)
頑張れ!高田みづえ、頑張れ!二所ノ関部屋
納涼歌舞伎(第二部)
平成二年に始まり、八月の恒例となった「納涼歌舞伎」は、亡くなった中村勘三郎と坂東三津五郎が作りあげてきた大切な舞台です。元々歌舞伎座は盛夏の八月は休演でした。当時まだ三十代だった勘三郎と三津五郎が中心となって若手による歌舞伎興行をやらせてほしいと松竹と交渉した結果実現した大切な八月興行です。その二人がいなくなってしまった今、歌舞伎ファンとしては今後の存続を心配していました。
今年は、その息子たち(中村勘九郎、七之助、坂東巳之助)と中村座を支えてきた中村橋之助、中村扇雀、坂東彌十郎らが中心となって、歌舞伎座で六日から開催されてひとまずは安堵しています。
私たちは、まず第二部から観ることにしました。記録的な猛暑日が続いている中、その中でも最も高温を記録した(37.7℃)都内の暑さにヘロヘロになりながらの会場入りです。観劇も楽ではありません。劇場に入ってしまえば、天国なのですが(笑)。

第二部の演目では、中村勘九郎、七之助兄弟による舞踊劇『京人形』が良かったです。
物語は、彫刻の名工・左甚五郎(勘九郎)が、美しい太夫を忘れられずに生き写しの人形(七之助)を作り上げます。その人形を酒の肴に呑み始めると、人形が動き出すというものです。
見所は、七之助の人形振りです。本当の人形と見まがう程の静止と動きは、必見です。甚五郎の魂がこもった人形は、最初は甚五郎と同じ動き(男のような動き)をし、太夫の持っていた鏡を人形の懐に入れると、女らしい艶やかな動きに変わります。
踊りの巧さは、父・勘三郎を凌ぐ勘九郎の身のこなしは、しなやかで無駄の無い素晴らしいものです。七之助との息もピッタリで、安心して見ていることができ、ほのぼのとしたあったかい雰囲気に包まれ、会場がなごんでいくのが感じられます。
父・勘三郎が残してくれた「納涼歌舞伎」を守り続けたいという二人の意気込みが伝わってくる舞台でした。大向こうからかかる「中村屋〜!」の掛け声も応援の気持ちに溢れているようでした。
八月納涼歌舞伎 歌舞伎座 第二部
一 ひらかな盛衰記 逆櫓
二 京人形
「ヘクソカズラ(屁屎葛)」
毎年、一番可哀想な名前の植物としてご紹介してきた「ヘクソカズラ」が咲く季節になりました。
なんといっても和名が「屁屎葛」ですから、可哀想。。。
こんな綺麗な花なのに、なんで?と思います。
一説には匂いが臭いということですが、それも文献によって様々です。
今まで臭いと思ったことはないので、??が続きます。
名前を変えてあげたい候補ナンバーワンですね。


よーく見ると、小さな繊毛上のものがビッシリ!
中がどうなっているのか調べてみたくなりました。
こんど割ってみようかと思います。
「リネンバード」のサマーセール最終日
ここ数年すっかり恒例となっている、「リネンバード」のサマーセールで二子玉川に来ています。



すべてリネンの生地です。通常の価格から、20〜30%割引になります。はぎれは、さらにお得感があります。

いつもは、セールの初日に来ますが、今回は最終日に来ました。初日の場合は、お客さんの数も多くて大混雑ですが、最終日は少し落ち着いています。まあ、残り物になってしまうということもあるからでしょう。しかし、今回の目的はリネンシーツ用に布地がほしかったので、最終日にしました。何故なら、最終日はさらに10%割引きになるからです。シーツは布地を沢山必要とするので、少しでも安く買いたかったからです。
シーツ用の布地は、最終日ということもあって1種類しかありませんでした。しかし、白地の柄織りで良いものでした。ほぼ予算内で2枚分手に入れ、達成感のあるショッピングができました。上の写真は、購入したシーツ用の生地をカットしてもらっているところです。
後は縫うだけですが、リネンは洗うと横が3%縦が5%ぐらい縮むので、一晩水に浸してアイロンがけをしなければなりません。準備が必要なので、出来上がりはいつになるか? リネンのシーツは、夏は最高です。早目に仕上げたいものです。

いつものバス停の前に、新店舗が出現! 「ファミマ」と・・・

「蔦屋家電」・・・この「蔦屋家電」って、実はあの「TSUTAYA」です。
バスを待つ間ちょっと入ってみると、とってもオシャレな空間です。家電とありますが電気屋さんではありません。暮らしの雑貨屋さんというのか、本の並べ方からして違うし、素敵な雑貨やパソコン、カメラ、自転車、ロボットまであって、セレブな雰囲気です。今までの「TSUTAYA」イメージと全く異なります。
二子玉川は、どんどんオシャレな街になっています。毎年1〜2回しか訪れないのですが、新店舗が増えていて、毎回新しい発見があります。お気に入りのお店を探すには、良いところだと思います。
数少ない青い花の代表

いよいよ盛夏、8月です。
真夏らしく、写真は「ツユクサ」で!
この「ツユクサ」、こうやって広がって開いてる写真を撮るには午前中早目が重要です。
11時頃になると、長い雄しべと雌しべがクルクルと巻き戻り始め、
昼になると花もくちゃくちゃになり、
14時頃になると萼の中に収まって、花の役割は終了です。
日の出とともに咲き始める1日花の寿命はとても短いです。
ところで、自然界で青色の花って本当に少ないです。
青紫まで広げればいろいろ思いつきますが、青となるとなかなか・・・。
このあたりでは、「ツユクサ」と「オオイヌノフグリ」と「アジサイ」ぐらいしか思い浮かびません。
「アサガオ」は園芸品種なので、ちょっと違う気がします。
なぜ青が少ないかは、諸説あり、とても学術的なのでここで記載はしませんが、
調べてみるとなかなか面白いです。
フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2015
毎年恒例の「サマーミューザ」。幾つもあるコンサートの中から、今年は「洗足学園音楽大学」を選びました。何と言っても、料金の安さ(1,000円)が魅力的です。
茹だるような暑さで、ここまで(ミューザ川崎シンフォニーホール)来るのも辛いですが、冷えたホールに入ると来た甲斐があったと感じます。真夏の暑さをちょっとの間忘れさせてくれます。


今回「洗足学園音楽大学」を選んだのは、『チャイコフスキー三大バレエ』の曲を演奏するからです。
音大生によるコンサートなので、あまり期待してなかったのですが、何の何の・・・なかなかの上手さです。洗足学園ニューフィルハーモニック管弦楽団は、指揮者・秋山和慶氏を芸術監督としているので、みっちり仕込まれているようです。
今年の4月からは、バレエコースも加わり3つのクラス(東京シティ・バレエ団、谷桃子バレエ団、牧阿佐美バレエ団)があります。それぞれのクラスの生徒が、競い合ってさながらガラ公演のようです。
演目は、
①「くるみ割り人形」より:谷桃子バレエ団コース
②「白鳥の湖」より:東京シティ・バレエ団コース
③「眠れる森の美女」より:牧阿佐美バレエ団コース
学生のバレエ・ダンサーということで、オーケストラよりも期待していなかったのですが(笑)、予想以上に頑張っていました。正直、レベルが上がっている印象を受けました。この3つの演目の中で特に『白鳥の湖』は難しく、プロの一流ダンサーとの違いが良くわかり、私たちにとっても勉強になりました。
ミューザにはオーケストラピットがないため、舞台奥にオーケストラが構え、手前の狭いスペースがダンススペースだったのが、ちょっと可哀想でした。もっと広いスペースで延び延びと踊らせてあげる工夫が来年からは必要だと思います。
この学生たちが卒業し、プロとしてやっていかれる人が一体何人いるのか? ちょっと気になるところですが、「学生さんだらから・・・」と大目に見ることができて、気楽に十分楽しめる時間でした。