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大阪歌舞伎旅行





 今回、大阪旅行が急遽決まったのは片岡仁左衛門の『絵本合法衢』を上演することになったからです。四年前に国立劇場で上演されたこの演目は、まさに仁左衛門のはまり役で、「ずっとずっと、もう一度観たい!」と願っていたので、迷わず大阪行きを決めました。


道頓堀
 道頓堀の夜景が、歓迎してくれているようで嬉しい!


ポスター 
 このポスター、4,000円で売ってました。

 『通し狂言 絵本合法衢』は仁左衛門が、左枝大学之助と立場の太平次という二人の悪党を演じます。近江の国多賀家のお家乗っ取りを謀る大悪党の大学之助、大学之助に似た容貌で極悪非道の太平次の質の違った「悪の華」を仁左衛門は、見事に演じ分けます。
 歌舞伎の立役にとって、「悪の華」を演じられることは最も名誉あることです。二枚目の仁左衛門の悪役は、惚れ惚れするものがあり、その色気と凄味にふらふらと観ているだけで吸い寄せられてしまいます。

 四年前まだ六十代の仁左衛門、今回七十代になった仁左衛門。残念ながら今回が限界かもしれません。背筋をピンと張って、野太い声を張り上げる大学之助の役柄はまだいけますが、中腰で片足立ちポーズが多く、小気味よい動きを要する太平次の役は、腰や膝への負担が相当あって厳しいものがあります。立ち姿、決めポーズの美しい仁左衛門のギリギリの演技を花道際でひしひしと感じました。
 今回、この演目を二回(3階席と1階花道脇)観ることができて本当に良かったと思います。「これで見納め」になったとしても後悔しないでしょう。年齢との闘い、役者魂、意気込みを目の当たりにしました。仁左衛門の奥さんも連日会場に来ていたのが、とっても印象的です。



先斗町御連中 
 先斗町からの御連中が、ずらり! 会場内が一段と華やです。役者もやりがいがあると思います。東京では、なかなか見られない雰囲気で、休憩中も思わず追っかけたくなる衝動にかられました。写真を撮るお客さんも少なくありません。なんだか、とっても得した気分でウキウキしました。


 この一ヶ月、N.Y.往復の長時間フライトでの観劇、帰国後の観劇、大阪への新幹線こだま号往復での観劇と長時間座り続けることが多かったため、お尻の肉の薄い南十字星夫は、お尻の骨が痛くなってきました。やっぱり、安い「ぷらっとこだま」を使わず「のぞみ」にすれば良かったかなと、今後のこともあるので思案中です。
 ジムでお尻の筋肉を鍛え直しながら、暫く休ませなければ・・・。
 職業病ではないですけど、観劇病ですね ^^;
 観劇も楽ではありません ^^;







 
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テーマ : 歌舞伎
ジャンル : 学問・文化・芸術

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Author:南十字星
 自然観察と歌舞伎が大好きな夫婦でつくっているブログです。生田緑地と伊豆海洋公園をフィールドにネイチャーフォトを楽しんでます。

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