天文講演会
生田緑地内にある「かわさき宙と緑の科学館」で天文講演会が催されました。
17時30分から19時までプラネタリウムを使って講演会。引き続き、19時15分から20時15分まで天体観察会という夜間での催し物でしたが、参加者は200人程の大盛況。幼児からお年寄りまで、夢のある時間を過ごしました。

ここのプラネタリウムは凄いです。まずは入場時、一人一人に双眼鏡が手渡されます。
この日の講演は天の川についてでしたが、双眼鏡を使いながら室内で星空観察の予習ができます。
肉眼でプラネタリウムの「すばる(M45プレアデス星団)」を見ると6個ぐらいの星が見えるだけですが、双眼鏡を使うと実際に天体望遠鏡で宇宙を見るのと同じように、20個ほどの星の集団を見ることができます。
更に凄いのは、地球上からの星空を投影するだけでなく、太陽系から銀河系の外へ光速を超えるスピードで移動し、銀河系の外から眺めることができることです。私達が見上げている星々は、銀河系内のほんの一部に過ぎないのがよく分かりました。また、天の川とは銀河系の内側から見た銀河系そのものだということもよく理解できます。素晴らしいプラネタリウムです。

講演会の後は、お楽しみの観察会です。科学館の屋上アストロテラスには、大型の天体望遠鏡が4つ設置されています。この日は、「木星とその衛星を4つ」「すばる(M45プレアデス星団)」「オリオン星雲(M42)の4重星」を大型望遠鏡で順番に観察し、その後、双眼鏡での探し方を丁寧に教わりました。
平日の昼間も観察会を実施しているようなので、これからは写真撮影のついでにちょくちょく寄って見ようと思います。昼間でも星の観察が出来るんだと初めて知りました。

帰りには、生田緑地入口で満開の「彼岸桜」を夜桜見物。
生田緑地のすぐ近くに住んでいることのありがたさを存分に実感した夜でした。
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