fc2ブログ

五月の歌舞伎は、仁左衛門と玉三郎のご両人から!




 五月の杮茸落公演は、第二部の仁左衛門と玉三郎がの「廓文章(くるわぶんしょう)ー吉田屋ー」からの観劇です。仁左衛門が片岡孝夫と名乗っていた、片岡孝夫ー玉三郎の「孝玉時代」からの名コンビが久しぶりに復活です♪ワクワクします♬



「歌舞伎座前」
南十字星妻
 南十字星妻は、自作のベストにパンツ、お揃いのバッグを持っての観劇です。
これは1年前に作った初期の作品で、着物生地にハマるきっかけとなったものです。縦縞の柄がとっても気に入って、夢中で作ったものですが、正直なところ縫い方は、まだメチャクチャです!



「先代萩板絵」
先代萩板絵 
 最初の演目は、「伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)」です。仙台、伊達藩のお家騒動をもとにした作品で、
この中の政岡は、女形の大役です。今回この役を坂田藤十郎が務めました。力の籠った演技で良かったのですが、以前見た中村芝翫がはまり役だったので、その姿がよぎってしまいます。もし、生きていたら芝翫がやっていたかもしれないと思いながら見てました。
 「床下」の場面では、大きな鼠(仁木弾正が鼠に化けたもの)が出てきますが、「鼠!お見事!」と大向こうから掛け声がかかるほど素晴らしい動きの鼠でした。また、スッポンから煙とともにせり上がる仁木弾正(松本幸四郎)は、不気味で全く台詞もなく消えてゆく演出が、印象的で強い余韻を残します。
 新歌舞伎座では照明機器を新調し新しく入れ替えたのですが、淡い光を出すことが難しいらしく、花道で蝋燭を使った演出が多用されています。先月の「将門」の滝夜叉姫に続き、今月も「先代萩」の仁木弾正、「吉田屋」の伊左衛門の出に使われました。二人の黒子が前後から蝋燭を掲げて足元を照らします。幻想的でこのまま続けてもらいたい演出です。


「吉田屋板絵」
吉田屋板絵 
 次の演目は、今回楽しみにしていた「廓文章ー吉田屋ー」です。
廓の情緒溢れる上方和事の名作で、夕霧を玉三郎、伊左衛門を仁左衛門が演じます。
 玉三郎が登場しただけで、舞台がパッと華やぎ会場全体から溜息が漏れます。うつむき加減に佇む姿は息を呑む美しさで、鳥肌が立ちこの世のものとは思えないほどです。
 大向こうからは「待ってました! ご両人!」と掛け声がかかり、思わず一緒に叫びたくなる衝動にかられました。玉三郎の存在は歌舞伎界の宝であり、他の追随を許さない女形です。三島由紀夫をして「同時代にいることの奇跡!」と言わしめた玉三郎。現在にも過去にも名女形は綺羅星のごとくいますが、玉三郎以上の女形が今後出ることはないのではないか?と、思わせるものがあります。
 機会があれば坂東玉三郎だけは是非見てもらいたい役者です。


「喫茶YOUのナポリタン」
ナポリタン 
 前回のオムライスに続き、團十郎がよく楽屋で食べていたというナポリタンも試してみました。アルデンテで、美味しかったです。お腹が空いている時にはちょっと少なめなので、大盛りにすると良いですよ。


 杮茸落公演は、三ヶ月間三部制なのでしょっちゅう歌舞伎座に来ているような気がしますが、色々店を再発見できて楽しいです。



スポンサーサイト



プロフィール

南十字星

Author:南十字星
 自然観察と歌舞伎が大好きな夫婦でつくっているブログです。生田緑地と伊豆海洋公園をフィールドにネイチャーフォトを楽しんでます。

カレンダー
プルダウン 降順 昇順 年別

04月 | 2013年05月 | 06月
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -


FC2カウンター
フリーエリア
ポチッと押してもらえると励みになります。  ↓
最新記事
最新コメント
カテゴリ
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
学問・文化・芸術
2324位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
演劇
148位
アクセスランキングを見る>>
リンク
検索フォーム