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生田緑地観察会で教えてもらったこと!



 5月5日の「生田緑地観察会」では、参考になることを沢山教えてもらいました。

「カントウタンポポの綿帽子」
カントウタンポポの綿帽子
 生田緑地のつつじ山付近は、カントウタンポポの群生地で、セイヨウタンポポはまだ侵入してきていない貴重な場所だそうです。
 タンポポには、『咲く→寝てる→起き上がる→伸びる→種を飛ばす』という状態があるそうです。その様子を見事に描いた画家が星野富弘氏だそうです。星野氏は、中学校の教諭でしたがクラブ活動指導中に頸椎を損傷し、口で筆をくわえ文章や絵を書き始めました。群馬県に富弘美術館を開館し、ニューヨークやホノルルなどで「花の詩画展」を開催し、現在も創作を続けています。


「ハハコクザ」
ハハコグサ 
 キク科の植物で、春の七草の一つ御形(ゴギョウ、オギョウ)です。春の田圃で良く見かける花で、全国に分布しています。枝先に筒状花が集まった頭花をたくさんつけていますが、花の一つ一つをよく見ると、両性花の周りに細い雄花がたくさんついているのが分かります。



「ハルジオン群生」
ハルジョオン 
 「ハルジオン」は、大正時代に鑑賞用として輸入された植物だそうです。その当時は、ピンクから紫色がかった大きめの花で、野生化して広がるうちに花は小さくなり、色が薄くなって白くなっていったそうです。ここの群生は、ピンクが濃くてとても綺麗でした。


「ハルジオン」
ハルジョオンアップ 
 この花の名前は、ハルジオン(春紫苑)が標準名とされているものが多いですが、ハルジョオンと記載されている文献も多いです。ハルジョオンが間違いという人もいます。秋に咲く紫苑と対比しているものとも言われてます。ハルジオンとヒメジョオンがよく似ていて混同されていることからも、名前の混同があるようです。命名は牧野富太郎博士で『牧野新日本植物図鑑』では、春紫苑の意で命名したが、ヒメジョオン(姫紫苑)との類似からハルジョオンが普及していると記されています。
 ハルジオンとヒメジョオンは見た目ほとんど分かりません。ハルジオンは茎が中空なので上の方の茎を摘んでみると潰れます。また、中空のため蕾が重さで堪えきれず頭が垂れ下がっています。識別の決めては、他にもありますが、この2点を確認すればまず間違いないそうです。


 説明して下さったガイドさんの植物に対する情熱と、それに関連した知識の豊富さにただただ感嘆するばかりです。図鑑だけでは、得ることの出来ない素敵な知識のお裾分けを沢山頂きました。




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南十字星

Author:南十字星
 自然観察と歌舞伎が大好きな夫婦でつくっているブログです。生田緑地と伊豆海洋公園をフィールドにネイチャーフォトを楽しんでます。

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