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ハクモクレンが毛皮を一枚脱ぎました



 暗いニュースばかりではいけないので、
 本日2度目のアップです。


 ハクモクレンが春に向けて、一枚衣を脱ぎ始めました。厚い毛皮が脱げ落ちようとしています。
ハクモクレンが毛皮を脱ぎました



 毛皮を脱いだ後の新芽の状態です。冬芽の外側を覆う皮を「芽鱗(がりん)」といいますが、脱げた後が白い線となって残ります。「芽鱗痕(がりんこん)」です。3枚の重ね着なので、また次の毛皮が表れ見た目は変わらないですね。
ハクモクレンの芽鱗痕 



 地面には、たくさんの脱いだ毛皮が落ちています。
ハクモクレンの毛皮 


 明日からちょっと雪国に出かけて来ます。
 毎年冬になると、なぜか雪景色がみたくなり思い立ったように出かけることが恒例になりつつあります ^^;





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市川團十郎さんの逝去と歌舞伎界の危機




 朝、新聞を見て衝撃を受けました。
 昨年12月の中村勘三郎に続く、市川團十郎さんの逝去のニュース。
 新歌舞伎座開場まであと2ヶ月で、歌舞伎界で最も歴史のある二大名跡が消えてしまいました。

 團十郎を観たのは、昨年10月の新橋演舞場での「勧進帳」が最後です。松本幸四郎と昼夜役柄を入れ替えての「勧進帳」対決でした。身体が大きくて、目も大きな團十郎は弁慶役が良く似合いました。最後の花道の引込みは、勧進帳ならではの飛六法です。大きく目を見張って豪快に六法を踏んで行く姿が忘れられません。

 團十郎は歌舞伎界では珍しい、真面目で紳士な人柄で歌舞伎界のモラルの中心にいる人でした。その性格が、役によく表れていて常に好印象の舞台を見せてくれました。

 旧歌舞伎座のさよなら公演で舞台に立っていた名優達が、たった三年で五人もいなくなりました。「中村雀右衛門」「中村富十郎」「中村芝翫」の三人の人間国宝、「中村勘三郎」「市川團十郎」という将来人間国宝になりうる人気看板役者を失い歌舞伎界は大変なことになりました。
 他にも数名、病気がちだったり最近見かけなかったりで、心配です。

 歌舞伎役者は忙しすぎるのが原因な気がしています。三歳頃に初舞台を踏み、生涯現役で役者生活を続けます。その間、毎月2日から26日頃まで舞台に立ち、楽日を迎えると次の通し稽古をしてまた翌月の舞台と延々と続きます。夏には2〜3ヶ月の地方巡業で全国をまわり、ほとんど休みなしの生活を生涯続ける過酷な世界なんです。誰かが怪我や病気で舞台を休演すると、その月その劇場で芝居に出ている役者の中から代役を立てて興行を続けていきます。子供の頃から歌舞伎の稽古に励んでいるので、総ての台詞は頭に入っているらしいです。

 新歌舞伎座の開場は、楽しみなものの将来の歌舞伎界がちょっと心配です。現在の若手歌舞伎役者が、相当頑張っていかないとならないでしょう。ただ、歌舞伎はこうした危機を乗り越えつつ今までの歴史を築いてきました。必ずやこの危機も克服し、次へと受け継いでいくことを信じています。
 微力ながら、これからも歌舞伎を見続け応援していきたいと思っています。





 
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南十字星

Author:南十字星
 自然観察と歌舞伎が大好きな夫婦でつくっているブログです。生田緑地と伊豆海洋公園をフィールドにネイチャーフォトを楽しんでます。

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