初春大歌舞伎 昼の部
今日は、新橋演舞場で開催されている「初春大歌舞伎」の昼の部に行って来ました。
「新歌舞伎座の今日の様子」
いよいよ木挽町に歌舞伎座が帰ってきました♪
嬉しいですね〜♬ 朝日に照らし出されてピッカピカです。
正面左側にある、「一幕見席」用の入口も健在です。正面入口と同じくらい使うようになるとても重要な入口なんです。前の歌舞伎座と同じく4階まで階段を登るのかな?一幕見のお客さんにエスカレーターやEVなんてつけてくれないだろうな〜。

「傾城反魂香(けいせいはんごんこう)」
今日の演目は4演目。初春らしくお目出度い「寿式三番叟」と「車引」に、水面に映る妖艶な影を見て美女が実は鬼女だったことを看破するという「戻橋」。どれも素晴らしい演目でした。そして本日の一番は、やっぱり吉右衛門の「傾城反魂香」です。この演目は、色々な役者でよく演じられますが、その中でもこれは中村吉右衛門の当たり役です。同演目で3人の役者の舞台を観ました。吉右衛門は2回目ですが、何回観ても「すごいなぁ〜!」とうなりたくなります。そして、芝雀の女房おとくが素晴らしかったです。最近、芝雀がどんどんと良くなっていく感じがしています。
もし、この演目を観たくなったら断然吉右衛門がお勧めですよ!

「塩瀬の豆大福」
新橋演舞場で購入した、本日の歌舞伎のお供です。上品な甘さのこしあんは、最高に美味しいです。本当は、新春歌舞伎の時だけ売り出される「花びら餅」が食べたかったんですけど、季節物でもう販売終了でした。先週の夜の部で食べておけば良かったと反省です。ガッカリ。。。また、一年待たなくては。

歌舞伎の帰り道、銀座をぶらつきながら、途中で「銀座青汁」を一杯ク〜っと飲みました。体に効いてる〜という感じがしました! 知る人ぞ知る銀座の名店なんです。牛乳スタンドで牛乳を飲むように、次から次へと人が入ってきて、青汁を一杯ひっかけて帰ります。

歌舞伎は、いろいろな楽しみに出会えるチャンスを与えてくれます。
ただ歌舞伎を観るだけでなく、それを取り巻くすべての空間が何かを見つけるきっかけをつくってくれます。
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