多摩川のコブハクチョウ幼鳥
昨日の東京新聞に、『コブハクチョウ 多摩川に初』という記事が出ました。
オオハクチョウは毎年来るらしいのですが、コブハクチョウは初めてとのことです。
新聞記事の事は、多摩川の土手でコブハクチョウの飛翔狙いで撮影に来た人に教えて貰いました。こちらは帰り道だったので、今のコブハクチョウの位置を教えてあげ、お礼に記事の事を教わりました。ダイビングと同じでネタ情報の交換は大事です。
昨日は、カワセミ狙いで夕方観察に行ったのですが、カワセミにはまったく出会えず(朝はいたらしい)ほとんどコブハクチョウの追っかけでした。
すぐ近くまで寄ってきましたよ


北風が強く、水面に風波がたってましたが、悠然としています。

真近でみると、色っぽい目をしています


羽ばたきました ^^ 顔が隠れてしまい残念! それにしても、美しいですね。
バレエの『白鳥の湖』を観に行きたくなりました。そういえば最近は歌舞伎を見に行くことが多くなり見てないなぁ。私達は、バレエも大好きで特に『白鳥の湖』は大のお気に入りです。今ではほとんど『白鳥の湖』しか見ないと言ってもいいぐらいです。数々のプリマの白鳥を見てきましたが、本物には敵いませんね。バレエの話は、また、いつか機会のある時に。。。

飛びました! 慌ててシャッターを連射しましたが、対岸に近くこの程度にしか撮れません。

着水! 飛んでる時も、着水も優雅です


多摩川は、凄いですね。手元にある「多摩川の野鳥」という本によると、多摩川中流域で約140種が観察されているようです。
今回は、カメラの性能不足を思い知らされました。今までレンズの望遠性能と解像度に気を取られていましたが、飛翔する野鳥を撮ろうとするとカメラ本体の性能不足が顕著に出てしまいます。まずは、流し取りの技術をもう少し磨きたいです。
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春を待つ蕾たち
寒い!寒い!と毎日言いつつも季節は、確実に春に向かっています。
気がつけば、日もずいぶんと長くなりました。そんな中、春の花が蕾をつけて、じ〜っと待っています。
「スギの雄花」
花粉症の人にとっては大敵のスギもこのとおり。花粉をばらまくのは時間の問題!といったところです。1個の雄花に約40万個の花粉が入っていると言われています。

「南高の蕾」
生田緑地内梅林の梅も蕾が、ふくらみ始めていて「春一番」を告げる準備をしてます。ここの梅林は、種類も多くて満開の時は素晴らしい眺めです。 今年も咲くのがすごく楽しみ♡

「ソメイヨシノの蕾」
春のクライマックスは、やっぱり桜。日本に住んでいる素晴らしさを一番感じる時です。ソメイヨシノの蕾は、まだこんな感じです。スギや梅と比べるとまだまだ固い殻に閉じこもって桜の季節は遠い感じですね。

春は、次から次へと花が咲き乱れ心もウキウキしてきます。その春を迎える準備を植物たちは、寒い季節にこつこつとやっています。私たちも楽しい春を迎えるために寒さに負けず、頑張らなくっちゃ!
えっ! 鴨川?
多摩川の水鳥、「カモ」をご紹介します。
「カモの群れの飛翔」
カモが一斉に飛び立つ瞬間は、ちょっと圧巻です。
さて、この中に何種類のカモがいるかわかりますか? わかる方は、「日本野鳥の会」のメンバーになれると思います。

「マガモ♂」
カモの代表格と言える「マガモ」は、頭部の光沢のある緑色(雄)が印象的です。太陽の光が当たるとはっとする美しさです。

「コガモ♂」
小型のカモです。コガモの雄は、頭部が栗色で目の周辺から首にかけて緑色をしています。

「オナガガモのペア」
手前が雄です。オナガガモの雄は、カモの群れの中でも他の種類に比べて大きいので、見つけやすいです。尾が長く伸びていて、横向きの姿がかっこい〜です。

「ヒドリガモ♂」
中形のカモで、嘴は短く首も短いのが特徴です。雄の額から頭頂部は黄白色で、頭部から首までの茶褐色が目立ちます。

今まではただ「カモだぁ〜!」と見てましたが、カモには沢山の種類がいるのだとビックリしました。
今回ご紹介したカモは「淡水ガモ類」ですが、以前のブログでご紹介した「キンクロハジロ」は「海ガモ類」のカモです。多摩川には多くの種類のカモがいますが、これからどれだけ出会えるか楽しみです。
多摩川に白鳥がやってきました!
多摩川の野鳥観察もいよいよ本番です。
なんと、白鳥がやってきました!
多摩川登戸付近から分水する二ヶ領用水の入口にある「二ヶ領せせらぎ館」には、多摩川に関する資料がふんだんに置いてあり、旬の野鳥情報を教えて貰うことができます。以前、ここで二ヶ領用水にカワセミがいることを教えてもらいました。最近はなかなか見かけないなぁと思い、情報を貰いに聞いてみると、カワセミは来てるよ〜。来る時間があるんだよ♪と教えてくれました。そして、ちょっと前から「ハクチョウ」が来てるけど見た?と、タイムリーな情報が

「コブハクチョウの幼鳥」
いろいろな野鳥に出会った後、最後にお目当ての優美な姿に出会うことができました。
情報によると、シベリアから飛んで来る「オオハクチョウ」ではなく、たぶん皇居あたりから飛んで来たのではないかということです。それでも白鳥は白鳥です!他を圧倒する大きさと優美な姿に見惚れてしまいます。この色は、汚れているわけではないですよ。幼いからです。これから白くなっていくのです。嘴の根本に黒いコブが出来てくるので「コブハクチョウ」といいます。

他にも、収穫がたくさんあった日でした。
「カワウ」
翼を広げるととっても大きく、ちょっとコウモリのような姿のこの鳥は「カワウ」です。体が黒々としています。

「ユリカモメ」 風をとらえて、気持ちよさそうに飛んでました。

「ユリカモメ」
このユリカモメは実は、おじさんが食べているご飯を狙ってます。追い払われてもなかなか諦めない3羽のユリカモメが行ったり来たり・・・!

「アオサギ」 日本のサギ科の鳥では最大級のアオサギは、飛ぶと迫力があります。

「ムクドリ」
多摩川の土手の草むらを群れで、ごそごそ食べ物を探してました。近くを車が通るとギャーと言って電線に移り、ジョギングの人に驚いてはギャーと言って飛び立ち、結構騒がしい鳥たちです。バードウォッチングする人にはかかせない、物差し鳥の一つです。

「ムクドリの幼鳥」
群れの中には、幼鳥もいました。顔の白い羽毛の割合が少なく、全体的に淡い褐色なので違いが分かると思います。

野鳥観察の初心者にはこの時期の多摩川は、行く度に新しい鳥たちに出会えて、おもしろいです。冷たい風にも負けず、川の中で魚を取ったり、草むらで昆虫を探したり、色々な鳥たちがかわるがわる顔を見せてくれます。「僕のこと知ってる?」と言わんばかりに鳴き声をあげたり、姿を見せたりと楽しい時間を過ごしました。「また来るね!」と言って多摩川を後にしました。
今日は収穫大だったので、明日続きのアップします。
初春大歌舞伎 昼の部
今日は、新橋演舞場で開催されている「初春大歌舞伎」の昼の部に行って来ました。
「新歌舞伎座の今日の様子」
いよいよ木挽町に歌舞伎座が帰ってきました♪
嬉しいですね〜♬ 朝日に照らし出されてピッカピカです。
正面左側にある、「一幕見席」用の入口も健在です。正面入口と同じくらい使うようになるとても重要な入口なんです。前の歌舞伎座と同じく4階まで階段を登るのかな?一幕見のお客さんにエスカレーターやEVなんてつけてくれないだろうな〜。

「傾城反魂香(けいせいはんごんこう)」
今日の演目は4演目。初春らしくお目出度い「寿式三番叟」と「車引」に、水面に映る妖艶な影を見て美女が実は鬼女だったことを看破するという「戻橋」。どれも素晴らしい演目でした。そして本日の一番は、やっぱり吉右衛門の「傾城反魂香」です。この演目は、色々な役者でよく演じられますが、その中でもこれは中村吉右衛門の当たり役です。同演目で3人の役者の舞台を観ました。吉右衛門は2回目ですが、何回観ても「すごいなぁ〜!」とうなりたくなります。そして、芝雀の女房おとくが素晴らしかったです。最近、芝雀がどんどんと良くなっていく感じがしています。
もし、この演目を観たくなったら断然吉右衛門がお勧めですよ!

「塩瀬の豆大福」
新橋演舞場で購入した、本日の歌舞伎のお供です。上品な甘さのこしあんは、最高に美味しいです。本当は、新春歌舞伎の時だけ売り出される「花びら餅」が食べたかったんですけど、季節物でもう販売終了でした。先週の夜の部で食べておけば良かったと反省です。ガッカリ。。。また、一年待たなくては。

歌舞伎の帰り道、銀座をぶらつきながら、途中で「銀座青汁」を一杯ク〜っと飲みました。体に効いてる〜という感じがしました! 知る人ぞ知る銀座の名店なんです。牛乳スタンドで牛乳を飲むように、次から次へと人が入ってきて、青汁を一杯ひっかけて帰ります。

歌舞伎は、いろいろな楽しみに出会えるチャンスを与えてくれます。
ただ歌舞伎を観るだけでなく、それを取り巻くすべての空間が何かを見つけるきっかけをつくってくれます。
ハクモクレン(白木蓮)の冬芽
今の季節は植物達が暖かい春をじっと待つ冬芽の季節です。この季節ならではの植物観察の醍醐味をご紹介したいと思います。
これは、どこでも見かけることの出来る「ハクモクレン」です。春になると白い花が咲き、強い香りを放ちます。梅や桜、沈丁花(ジンチョウゲ)とともに春に咲く代表的な樹木です。この、冬芽の部分をよーく観察してみると・・・、

冬芽の部分だけ拡大してみました。いろいろなことに気がつくと思います。まず目につくのは真っ白な毛皮を纏った部分ですが、よく見ると3つの固まりになっています。大きいものから「花芽」「葉芽」「側芽」といい、名前の通り、花になる部分と葉になる部分です。「側芽」も新しい葉になる部分です。外側の毛皮は「ハクモクレン」では3枚重ねになっていて、暖かくなると順番に脱いでいき、3枚脱ぐと春到来です。
「側芽」の下に、三日月型に削れた部分が見えますが、「葉痕(ようこん)」といい葉が落ちた痕です。ここを更によーく観察すると、小さなつぶつぶの点が見えると思います。この点が茎から葉に水分や栄養を送る大切な通路で維管束といいます。この維管束を持つ植物を維管束植物といい、コケ植物や藻類以外の大部分の植物が維管束植物に属します。この「葉痕」の点々から葉の葉脈へと続いていきます。まだまだ他にも観察ポイントはあるので、興味のある方は維管束植物について調べてみると面白いと思います。

雨の日は、撮りためた写真を整理しながら机上観察です。後から気がつくことも多く、次回の観察で再確認したり、近くにある専修大学や明治大学の図書館に行って調べたりしています。川崎市多摩区は、地元3大学(専修、明治、日本女子大)と地域協定をしているので、大学図書館が使えてとても便利です。大学の膨大な蔵書が自由に使えるのはなんとも贅沢で幸せです。
大雪の被害が甚大な生田緑地
大雪から一週間!生田緑地内も少しは歩きやすくなったかな?と思って行ってみたら、とんでもありませんでした。雪は全然解けてないうえに凍って、山道は危なくて歩けません。アイゼンとストックが必要な感じです。
大雪の重みに耐えかねた樹木の枝もあちこちで折れてます。クスノキもこんなになってしまいました。痛々しい!

野鳥の見られそうなところには危なくて行かれそうもないので、梅園を少し登った「つつじ山」まで行って引き返してきました。凍った山道を慎重に、少し頑張った甲斐があり、なかなかお目にかかれない鳥に遭遇!
「ルリビタキ♀」
初お目見えの、ルリビタキ♀です。尻尾が青いのが分かりますか?♂は、全身瑠璃色で綺麗らしいのですが、なかなか会えません。

「エナガ」
天気がよく気持ちいいのか、エナガも調子よく、逆上がりしてます。

「アオジ♀」
生田緑地では、スズメよりアオジの方をよく見かけます。緑がかった色なのでスズメではないのがすぐ分かります。また一段と太った感じがします。この時も、何かを食べてました。

「ヒヨドリ」
別に珍しい鳥ではないのですが、すぐ近くに居たのでつい撮ってしまいます。いつみてもボサボサ頭で、やんちゃな感じです。

今日は、あまり野鳥に出会えませんでした。日によって全然違います。どんな日に多く出会えるのか、なかなか掴めません。自然相手は難しいです。
地ビールもある生田緑地
今日は、わが町で最近出来た「地ビール」をご紹介します。
清酒では、昔から「多摩ほまれ」という地酒が飲まれてきましたが、地ビールは最近できました。
地元醸造所でいくつか作られているようですが、その中で「多摩の流れ」と「枡形城」の二銘柄が川崎市名産品に選ばれました。「多摩の流れ」は甘くフルーティーな香りが特徴のペイルラーガーで、「枡形城」はイギリスのパブでよく飲まれているビタービールです。
このビールは、私達が長年通っているスポーツジムの元担当インストラクターが経営するタイ料理のお店「オラワン」で飲めます。
http://gpado.jp/shuto/kanagawa/14135/130/1105-00001742-000/shop_top/

もう一つの地ビールは、ここ生田緑地内の「かわさき宙(そら)と緑の科学館」にあります。その名も「スピカ」。地元、専修大学と川崎市のコラボ商品で、苦みが少なく、フルーティーで飲みやすいビールです。名前の由来は、ラテン語で「麦の穂」を意味するとのことです。同科学館には世界最高水準のプラネタリウムがあり、プラネタリウム内では双眼鏡を使って更に観察できるという凄いプラネタリウムなんです。

生田緑地内には、「ばら苑」「民家園」「プラネタリウム」「科学館」「梅園」「つつじ山」「ホタルの国」「枡形山」「岡本太郎美術館」「菖蒲池」「藤子・F・不二雄ミュージアム」があり、一日ではとてもまわりきれません。最後のお疲れビールは、どこで飲みますか?
冬でも楽しめる木々たち
冬は葉をすべて落としてしまう落葉樹もあれば、青々とした葉をつけた常緑樹もあります。
今回は、葉っぱのある木、葉っぱが無くても楽しめる木を紹介します。
「ニシキギ」
秋の紅葉が美しいので、「錦木(ニシキギ)」と言われます。すっかり葉っぱを落とした後は、こんな枝が現れます。コルク質の翼をつけたユニークな枝は、活け花でも使われます。この個性を活かしきるのは、なかなかむずかしいものです。

「ヒイラギ」
ヒイラギ(柊/柊木/疼木)は、モクセイ科モクセイ属の常緑小高木です。和名の由来は、葉の縁の刺に触るとヒリヒリ痛むことから来ているそうです。古くから、魔除けの木としても知られてます。

「ヒイラギナンテン」
メギ科ヒイラギナンテン属の常緑広葉低木で、冬になると赤銅色に見事に紅葉します。この寒い時期に紅葉する珍しい樹木で、冬の寒さの中で、この「ヒイラギナンテン」を見つけると温かい気持ちになります。秋ではなく、冬に紅葉するところが良いですね。

花の少ないこの時期は、じっくりと葉っぱや個性的な枝を楽しむのも一興です。
今まで気づかなかったものに出会えるチャンスかも知れません。
自然の作り出す造形や色彩は、芸術に勝るものだと感じさせてくれます。
新春浅草歌舞伎「浅草総見」
新春浅草歌舞伎第二部に行ってきました。
昨日の新春歌舞伎は、毎年恒例になっている浅草芸者衆による「浅草総見」の日です。ロビーで、浅草芸者衆がお出迎えしてくれ、その後一緒に歌舞伎を観劇します。幕間の時間は、芸者さん達と一緒に写真を撮ったりして、一段と華やかな雰囲気に包まれます。花形役者と浅草の芸者さんの両方を見ることができる年に一度のお楽しみです。

今日の歌舞伎のお供は、「芋きん」。大好きなお菓子の一つで、浅草歌舞伎では我が家の定番です。

浅草歌舞伎2部の終演は、午後6時頃。外はもう真っ暗です。伝法院通りの地口提灯は、洒落っ気たっぷりで昔から大好きです。一つ一つ見て行くと面白いです。

そして、今日の夕食は、米久の牛鍋にしました。お店に入ると、大きな太鼓が鳴り響きます。あっという間に口の中に溶けていく「トクの牛鍋」です。

今日は、浅草を存分に楽しみました。やっと、歌舞伎三昧の一年が始まった気がします。
春の準備
月曜日の雪はなかなか溶けませんね〜。
昨日の夕方、玄関先の雪かきを再度敢行しました。固くなってしまったので大変でした。
寒い寒いと言っている間にも、植物達は、着実に春の準備を始めています。
「アセビ(馬酔木)」の蕾
上向きに果実が付く様子を、一度ご紹介した「アセビ」の蕾です。早春につぼ状の白い花が咲きますが、もう咲き始めるぐらいに蕾がたわわについてます。有毒植物で、葉を煎じて殺虫剤に使います。馬が葉を食べると苦しむことから「馬酔木」という和名がつきました。

「ミツマタ(三叉)」の蕾
製紙の原料として有名な「ミツマタ」の蕾です。細い毛で覆われた蕾で、下向きに垂れ下がっています。枝が3本ずつに分かれているのが和名の由来です。

「ノダフジ」の芽
観賞用として人気のある藤ですが、「ノダフジ」「ヤマフジ」など数種類あります。ツルの巻き方が左巻きが「ノダフジ」で、右巻きが「ヤマフジ」です。

まだまだ、こらからが冬本番ですが、植物の春支度は思いのほか早いです。わずかな日の光を浴びながら力をどんどんと蓄えています。
雪化粧の生田緑地
雪化粧した生田緑地が見たくて、早速朝から出かけてきました。
ハイカット&ゴアテックスの登山靴で足元を固め、また怪我しないように慎重な足運びです。
ちょっと分かりにくいですが、朝日が当たってキラキラ☆ ゲレンデのようです。

奥の池もすっかり雪化粧してます。

民家園です。ここだけ見ると相当雪深い地方のようです。

アオジの雌です。冬は太ってますね〜。ツッ、ツッと鳴きます。

何やってんの?って顔で覗いているヒヨドリと目が合いました。

雪の生田緑地は収穫なしです。ほとんど雪に覆われているうえ、歩くと雪を踏みしめる大きな音がするので、野鳥観察には向かないことがよく分かりました。それでも、十分雪景色を楽しんでこれたので満足です。
大雪・暴風雪警報発令中
凄い、雪ですね〜!
皆さんのところは如何でしたか?
川崎市多摩区は、大雪・暴風雪警報が朝から発令中でいまだに解除されません。
我が家の3階から、すぐ裏の生田緑地を観察してました。
「午前10時」 もの凄い吹雪でほとんど何も見えません。

「昼頃」 ぼたん雪の吹雪から、細かい雪に変わりましたが相変わらずの大雪です。

「午後2時半頃」 少し小振りになりましたが、まだ降り続いています。雪の重みで枝が折れそうです。

明日の朝は、どうなってるのか? 楽しみです ^^
雪が降ると、なんだかそわそわワクワクして、ちょいちょい外を覗きに行ってしまいます。
こんな日は、石油ストーブの上で焼いた「焼き芋」食べながら、テレビでアメフト観戦です。
熱い熱いプレイオフが先週から始まりました。
大相撲も始まったので、忙しいです。
真冬の陽射しの中で・・・
冬は枯れ木だけと思いきや、春に向けていろいろな準備がされていることに気づきます。
生田緑地の中を観察していると、微妙な季節の変化が感じとれます。
「梅」 陽当たりの良い梅の木には、すでに花のつぼみがしっかりと付いていて「春」を待ってます。

「ジャノヒゲ(蛇の髭)」
地面を這う細い草の中に、ラピスラズリーのような実を見つけました。これは「ジャノヒゲ」です。別名「リュウノヒゲ」とも呼ばれ、根の一部が肥大し漢方で「麦門冬」と言われています。

「ヤブコウジ」
日の余り当たらない木陰に群生する高さ10cm〜20cmの小さな樹木です。冬に赤い果実をつける「マンリョウ(万両)」「センリョウ(千両)」と対比させて、「ジュウリョウ(十両)」という別名があります。少ない日の光で生きるヤブコウジの葉の寿命は長く、数年間は同じ葉をつけるそうです。

「ツノロウムシ」
これはなんでしょう?昆虫の卵ではありません。「カメムシ目カタカイガラムシ科ロウムシ属」の昆虫で、シノロウムシという立派な昆虫です。
体は、自らが分泌するワックス(ロウ)で覆われています。果樹や庭木の害虫として有名でほっておくと大変です。この昆虫は、単位発生(卵子と精子が受精することなく新個体が発生する)するので、この白い体の下に卵を産み、孵化すると白い体の下から大量の孵化幼虫が発生します。その数たるや、多いもので2,000個以上と言われています。

それぞれの植物や昆虫は、いろいろな形で冬を過ごしていました。
人間は、「寒い寒い!」と言いながら春を待ちわびていますが、他の生物は文句も言わず?たくましく生きているなぁ〜と思い知らされた気がします。
小さい冬見〜つけた!
毎朝の冷え込みがどんどん厳しくなり、出かけるのが億劫になってきます。天気の良い日くらいは、ちょっと頑張って外に出なければと思い、寒さに負けず生田緑地の観察に出かけました。
寒いはずです、『霜柱』がありました。小さい頃は良く見かけた気もしますが、土がなくなってしまった都会では、まず見ることはありません。奥の池周辺の陽当たり悪い所は、ビッシリの霜柱です。
もう昼近いというのに、まだ「霜柱」が残ってます。とってもなつかしい冬を見つけました。

そして「奥の池」は全面凍結です。草が氷に閉じ込められていて、ちょっと幻想的な雰囲気です。

「ヤマガラ」
頭とのどが黒く、額から頬にかけてはクリーム色、背と腹の赤褐色が目立つ「ヤマガラ」です。とってもカラフルでキュートな小鳥です。

「エナガ」
スズメよりはるかに小さく尾が長い「エナガ」が、林の中を群れで飛び回ってました。動きが早くて、カメラで追うのはちょっと大変です。

「シロハラ♂」
降り積もった落葉の中をごそごそ歩き回って、落葉の下にいる昆虫やミミズを一生懸命探してました。すぐ近くには「ガビチョウ」もごそごそしていて見間違えるところでした。

「ウソ♂」
この鳥は、今日初めて出会いました。頬とのどが紅色でとっても綺麗な小鳥です。
実は、同じ木にもう一羽いて・・・

同じ鳥「ウソ」かと思ったら・・・こちらは「アカウソ♂」でした。頬からのどの紅色が少し淡く、胸が紅色を帯びています。写真で確認して気づきました。観ている時は、全く同じ種類の鳥が2羽いるように見えたので、新たな発見でちょっと驚きです。

今の時期は、一葉もない木が多いので鳥も見つけやすく、新しい鳥に出会える絶好のチャンスです。写真も撮りやすいので、生田緑地は「野鳥カメラマン」でにぎわっています。
林の中はさまざまな鳥のさえずりが響き、耳でも自然を満喫できます。鳴き声だけでどの鳥か判断できるようになったら、さぞ面白いことでしょう。
歌舞伎の見始め方
本ブログは、ネイチャーフォトを中心としたナチュラルブログを目指していますが、 ブログ題名にもあるとおり歌舞伎をはじめ日本の伝統芸能についても、少しでも多くの方に興味をもっていただけるように私達の観劇記を載せています。
たくさんの歌舞伎観劇記を載せたため、題名の順番を変えた方がいいのではというご指摘もいただいていますが


実は、とても難しい質問でなかなか的確な答えはないんですけど、私達が辿って来た道を振り返って、少しでも参考になればと書いてみました。
◯芝居は役者を見るもの
芝居が好きで何度も見たことのある人には分かると思いますが、歌舞伎に限らず芝居は役者を見るものだと思います。ミュージカルでもアングラでもバレエでも同じです。なので、数百もある歌舞伎演目のどれから見るということではなく、「好きな役者、知っている役者から見始めその役者の追っかけをしていく」うちに幅を広げ深めていくのが一番だと思います。私達は、中村勘三郎と坂東玉三郎が好きで追っかけていくうちに、少しずつ他の役者を知るようになり、役者を知るようになって少しずつ歌舞伎全体を知るようになってきました。
◯最初は頭で見るのではなく、五感で感じる
歌舞伎というのは、日本が誇る舞台の総合芸術です。錦絵のような舞台を、まるで絵巻物を見るみたいに、大掛かりなセットと和楽器を使った生演奏で、演じ踊ります。芸術品のような小道具と衣装を纏い、役者を大きく魅力的に魅せ、客を喜ばせる工夫を400年かけて練り上げてきています。なので、見所は満載なのですが、初めての人が話の筋を真剣に分かろうとするとかえって楽しめなくなり、思考が止まり眠くなります。私達も最初はそうでした(笑)筋は、劇場に置いてあるチラシの裏面に書いてある程度の大まかな筋書が分かっていれば十分楽しめます。肝心なことは、絵画を見、音楽を聴き、綺麗な景色を見るように自身の感性で、舞台の最高芸術に触れてみれば多くの事を感じると思います。筋書きの深さは、後から見続けるうちに付いてくるって感じです。
◯最初は良い席で
舞台を観るには、出来るだけ役者に近い方が絶対にいいです


初めての時や、年に数度という方は、出来れば1等席。最低でも2等席をお勧めします。
◯演目選びには、少しのお勉強
見たい役者が決まれば、後はどの演目が面白そうかとなります。歌舞伎の本や雑誌は以外と沢山出てますので、ちょっと覗いてみてください。代表的な演目は舞台写真が載ってますので、自分がどんな感じの舞台を見たいかの当たりをつけて演目選びの参考にするといいと思います。歌舞伎にはおおまかに、『時代物』『世話物』『舞踏』という演目のジャンルがあり、この三つを組み合わせる形で興行を行います。初めて見ても筋が分かりやすく入りやすいのは『世話物』だと思います。歌舞伎らしく名作が多いのは『時代物』です。踊りが中心の華やかなものは『舞踏』ですね。
◯歌舞伎座全体を楽しむ
歌舞伎の楽しみは、お芝居だけではありません。幕間(まくあい)の時間が長いのは、お弁当を食べたりお菓子を楽しんだり、場内の買い物を楽しんだりする時間です。歌舞伎座は、和のテイストが凝縮された空間です。内部の装飾はすべて一流品、選りすぐりの和菓子が並び、手作りの工芸品や職人による実演販売、歌舞伎座ならではのお土産物、芸術品のようなお弁当や一流料亭の味も楽しめます。もちろんお酒を飲んでの観劇もOKです。服装は自由なのでジーパンの人もいれば着飾った和服姿の人もいます。歌舞伎を観に行く時は、その日一日どっぷりと和の空間を楽しんでください。地方から大型バスでやって来て、両手に沢山のお土産を買って帰る団体もよく見かけます。皆、とっても嬉しそうです。
文字ばかりで、長々となりましたが参考になりますでしょうか?
生涯の趣味として長く深く楽しめる歌舞伎の世界を是非一度覗いてみてください。
新春浅草歌舞伎
今日の歌舞伎は「新春浅草歌舞伎」第1部です。
松の内を過ぎた浅草ですが、まだまだ初詣客で混み合っていました。歌舞伎のついでに私たちも初詣しました。
「仲見世」通りは、お正月飾りで華やかです。

浅草をよーく探すと、歌舞伎に出てくる有名人があちこちにいます。この人は、白波五人男の内「弁天小僧菊之助」です。『粋』ですね〜。尾上菊之助の菊之助が観たくなります!

しつこいようですがまた出します(笑)浅草公会堂の酒樽は、30樽!酒は「鏡山」。これで新年各会場の酒樽紹介は最後です。
飾られた「お酒」は、いつ?誰が?飲むのか、まだ入っているのか?ちょっと気になってます。

第1部の演目「寿曽我対面(ことぶきそがのたいめん)」と「幡随長兵衛(ばんずいちょうべえ)」の板絵。曽我物は、初春の歌舞伎に欠かせない祝典劇で、江戸時代から毎年正月に演じられ沢山の「曽我物」が産み出されています。歌舞伎の様式美の集大成のような美しい色彩と型に彩られた錦絵のような舞台です。筋は聞いているだけでは分かりにくいですが、大した筋書きではありません。この芝居は、物語よりも舞台の美しさと型の美しさ、動きの美しさに見惚れることが大切で、大好きな演目の一つです。
浅草歌舞伎は、若い花形役者が演じるので、若々しい対面が好印象でした。

浅草公会堂から見える「浅草寺」と「五重塔」。浅草公会堂は、浅草寺のビューポイントなんです。

公会堂の前には、役者の手形が沢山あります。
これは、昨年12月5日に逝去した「十八世 中村勘三郎」の勘九郎時代の手形です。南十字星夫の手とほとんど一致しました。

「浅草歌舞伎」は、年1回、1月しか開催されません。
ここの歌舞伎の良さは、若手花形役者が出演することと価格が手頃なことです。そして、観劇後に浅草を楽しめることです。
浅草寺は、勘九郎と猿之助の襲名お練りでも来ましたので、いろいろな意味で感慨深いものがありました。歌舞伎には、縁の深いところです。
壽 初春大歌舞伎
新春歌舞伎第二弾は、新橋演舞場での初歌舞伎です。まずは「夜の部」から観て来ました。新橋演舞場にも随分通いましたが、いよいよ3月までとなると名残惜しいものです。ましてや「初春大歌舞伎」は、これが最後かと思うと感慨深いものがあります。
新橋演舞場の酒樽は、なんと36樽ありました。「よっ!大関、太っ腹!」

1m位ある大きな羽子板は、見事でした。ちょっと家に飾りたくなっちゃいました。

お正月は、やっぱりこれ(めでたい焼き)を食べないと・・・。
歌舞伎座名物で一年中あり、ここ新橋演舞場にも三年間出張販売してました。4月からは新歌舞伎座に戻ります。薄皮でたっぷりのあんこに紅白餅の入った鯛焼きは、ボリュームも素晴らしいですが、あつあつを食べるとたまらなく美味しいです。あんが程よい甘さで、鯛焼きの周りのバリの部分が多いのが特徴で、このバリの部分がまた美味しいんです。お土産に沢山買い込む人も多く、あんがなくなると終了になります。

「釣女(つりおんな)」
本日一番の演目は「釣女」。これは狂言の「釣針」を舞踏化した30分程度のコミカルな舞踏演目です。能や狂言の演目を歌舞伎化したものは、舞台は松羽目の定式といって、能舞台のように正面奥に老松が描かれた独特しつらえになります。
今回は、踊り上手が四人出ますが、特に坂東三津五郎と中村又五郎の踊りは、いつ観ても巧いなぁ〜と思います。この演目は特に面白しろく会場は笑いが絶えません。

「新歌舞伎座」の昨日の様子
いよいよ正面が見えてきました


お正月の歌舞伎は、新春の飾りだけではなくお客さんも華やいでいます。おみやげ売り場はお正月らしいものが置いてあり、その場にいるだけでウキウキした気分になります。「和」の季節感を感じることができます。
多摩川から二ヶ領用水にいる鳥たち
多摩川周辺にいる鳥たちをもう少し紹介します。
かつて、多摩川から農業用水を引き入れるため造られた人口用水路が川崎市全域に渡って巡らされていました。徳川家康の命により関ヶ原の合戦直後に造営され、川崎領と稲毛領にまたがって造られたことから「二ヶ領用水」と呼ばれています。開発によりほとんど失われましたが、多摩川宿河原堰の取水口から川崎市幸区までの区間が保存され、川崎市民の憩いの場として、また桜の名所として有名です。
「二ヶ領用水入口」
両脇はすべて桜並木で、春には桜のトンネルができます。日本一の桜並木だと思っています。

「シジュウカラ」
二ヶ領用水の桜の枝には、いろいろな鳥たちが一休みしています。

「ハクセキレイ♀」
顔が淡い黄色を帯びているのが分かりますか?顔に黄色が残っているのは若鳥です。ハクセキレイは、1年中生田緑地でも観ることができます。尾っぽの振り方、飛び方が特徴的で愛嬌のある鳥です。

「キセキレイ」
喉の下から腹のあたりが黄色で、二ヶ領用水の水辺をちょこちょこ歩いてました。
この辺りで、去年は「カワセミ」を観ることができ興奮したのを覚えています。今年もぜひ、カワセミが観たいと切に願っています。

多摩川、二ヶ領用水は、野鳥の宝庫でバードウォッチャーやカメラマンがよく訪れるところです。日によって思いがけない鳥たちに出会うことができ、わくわくする場所のひとつです。
今回は、昆虫の卵を探しに行って見つけることができませんでしたが、鳥たちに会えてとっても楽しかったです。今度どんな鳥に出会えるか? すごく楽しみです。
今年初の多摩川観察
新年の多摩川を観察しに、出かけました。
川岸では、少年野球チームがバトミントンの羽を使ってバッティングの練習をしていたり、幼稚園の子供たちが、土手でダンボールをそりにして遊んでました。ほのぼのとする光景を眺めながらの散策は、心ものんびりと田舎だなぁ〜と感じます。
多摩川沿いの枯れススキの原。いい簾が作れそうです。

「キンクロハジロ♂」
白黒のツートンカラーが鮮やかで、撮ろうとしたらどんどん離れて行ってしまいました。

「イソシギ」
枯れススキの中で一生懸命オオカマキリの卵を探していたのですが、鳥の方が気になって見ていると、こんな鳥に出会えました。何かを狙ってます。

「ジョウビタキ♀」
スズメが数羽泊まっている中に別の鳥が・・・双眼鏡でよーく確認したら、翼に小白斑があって尾が橙色の「ジョウビタキ」と判明しました。スズメがみんな飛び立っても、独り物思いにふけっている様子でした。

川の中の水鳥は少なかったですが、川岸には色々な鳥が来ているようです。
今まで気づかなかった鳥に出会うことができました。スズメと思って双眼鏡で確認してみると、あれ?違う!ということが結構あります。
生田緑地とは、違う種類の鳥たちが多摩川にはいます。多摩川の自然観察も、今年はもう少し真剣にやっていこうかと思いました。
巳年の初芝居
今年の新年初歌舞伎は、「国立劇場」から始めました。
一月は、歌舞伎座大歌舞伎(工事中のうちは、新橋演舞場ですが)、花形浅草歌舞伎、国立劇場歌舞伎、あちこちの能楽堂で新春能と華盛りで、毎年どこに行こうか悩みます。
松の内歌舞伎の楽しみの一つは、お正月飾りが立派なことです。「国立劇場」に松の内に来るのは初めてなので、ちょっと楽しみでした。
「国立劇場」のロビーには、伊勢海老付きの大きな鏡餅が飾られ、

玄関の柱は紅白に彩られ、入口両側には樽酒がこのように積み上げられ、

3階まで吹き抜けのロビーの天井両サイドの隅には、大凧が上げられ、

2階通路には、日本人形で有名な吉徳制作の歌舞伎役者羽子板がずらりと並べられています。

新春初演目は、『夢市男達競(ゆめのいちおとこだてくらべ)』
役者達の写真 右から、尾上松緑、尾上菊五郎、中村時蔵、尾上菊之助です。

「軍配」
実在した初代横綱、明石志賀之助が登場する本日の演目にちなんだ、大相撲関連の展示がありました。
左が歌舞伎の小道具の軍配、右が大相撲行司(峰崎部屋所属行司 木村堅治郎氏所有)が使用する軍配。行司の軍配は、漆塗りのため、制作に2年以上かかるそうです。

お正月の雰囲気は飾りだけに留まらず、開演前のロビーでは、相撲櫓太鼓実演や獅子舞が披露されました。また、舞台でも結び手ぬぐいが沢山投げられました。取れなかったのは、残念でしたが(笑)・・・。
華やかなお正月気分をたっぷり楽しむことができました。
生田緑地新ルート探索中
生田緑地は、53.6ha(都市計画区域は、178.8ha)という広大な区域で、東京ドーム約12個分の大きさになります。観光用の看板やパンフレットには整備されたルートがいくつか紹介されていますが、これだけの広大な丘陵地帯には、地元の人しか知らないような獣道がたくさん存在します。子供の頃は、そんな獣道に分け入りよく遊んだのを思い出します。
いつもは生田緑地正門から入って生物観察していますが、今年は観察ルートを増やそうと、昔よく遊んだ我が家のすぐ裏にある獣道を分け入ることにしました。
クマザサで覆われた急な小道を少し登ると、こんな感じに見えます。私達の住んでいる町会が下に見えます。我が家は、ちょうど右側の樹林で見えなくなっています。

今日は、ルート探索と野鳥観察が中心だったのであまりアップする写真がありませんが、こんなキノコを見つけました。名前は分かりません。菌類の同定は難しく、専門家の手ほどきが必要です。

こんな、サルの腰掛けのようなキノコもたくさんあります。倒木に生えていることが多いようです。

ぐるっと回って、いつもの生田緑地に少し寄ってみました。この時期には珍しい青々とした葉に特徴のある赤い葉柄の植物は、「ユズリハ」です。縁起物として、正月飾りや庭木に使われます。

昆虫の卵や蛹などの珍しいものを発見したいのですが、なかなか思うようにいきません。まだまだ修行の探索が続きます。
お正月の生田緑地
新年にふさわしく、清々しい天気です。「一年の計は元旦にあり」生田緑地観察始めを真っ先に実行しました。
青空に映える「ヒマラヤスギ」と「かわさき宙と緑の科学館」

「菖蒲園」の様子

「奥の池」
広葉樹の葉は全く無くなり見通しが良くなりました。池には青空が写り込み、き〜んと冷えた空気が見えるようです。

「生田緑地マップ」が、あちらこちらにあります。
よくお隣の生田駅が生田緑地入口と思われがちですが、向ケ丘遊園駅が入口になります。昔の多摩丘陵は、三浦半島から高尾山まで続いていましたが、どんどん開発が進み、多摩ニュータウンと新百合ケ丘開発後に残っている丘陵地帯は黒川周辺と生田緑地のみとなりました。明治大学と専修大学も大学として開発されているので生田緑地には含まれません。西側の専修大学の縁から東側の旧向ケ丘遊園周辺までが生田緑地です。
かなり広いので、今自分がどこにいるか? わからなくなっちゃいます! 時々確認しないと。

冬は、花もほとんど無く昆虫を探すのも難しいです。常緑樹以外の樹木はぼうずっくりで、鳥の鳴き声を追っていくとその姿を捕らえることができ、ちょっと興奮します。
現在は、冬の楽しみ方を模索中です。
明けましておめでとうございます
新年明けましておめでとうございます。
良いお正月をお過ごしでしょうか。今年もよろしくお願いいたします。
穏やかに晴れた元旦に、お節料理を食べてテレビを見ているだけではもったいないので、生田緑地観察事初めに行って来ました。
民家園は閉まっていましたが、入口にはしめ飾りが飾れていました。

枡形山に登ると、富士山が綺麗に見えました。手前の丹沢の山々が壁となっています。

澄んだ空気の向こうには、東京の遠景が・・・東京タワーやスカイツリーが望めます。

枡形山の展望台には、干支の飾りが欄干に飾られています。
こちらが『巳』方向です。生田緑地から見ると川崎駅方向って感じです。

枡形山の展望台は、元旦は午前5時30分から開いています。新年のご来光を見ることができるようになっています。来年は、晴れたら頑張ってみようかと思います。
正月早々の生田緑地は、思いのほか人が多くいました。ランニングしている人、ウォーキングしている人、犬の散歩をしている人などなど・・・。新年に生田緑地に来れるのは、幸せなことだと感じました。
お正月から富士山が見れたし、今年も良い年になりますように。