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中村勘三郎の突然の訃報に・・・



 朝起きてテレビをつけると、中村勘三郎の訃報がいきなり飛び込んできました。あまりのショックに、しばらく言葉を失ってしまいました。
 「いつ復帰するのかなぁ?」「来年の新歌舞伎座開場には、間に合うのかなぁ?」と、いつも勘三郎さんのことが気になっていましたので、残念でなりません。
 私たちが、本格的に歌舞伎を見始めたのは、平成17年『十八代目中村勘三郎襲名』の時からです。襲名披露公演を観て、「歌舞伎って面白い!」と思い、勘三郎さんを追うように歌舞伎にのめり込んでいきました。あれから7年経つのかと、感慨深いものがあります。

 平成24年5月17日平成中村座での「神明恵和合取組(め組の喧嘩)」で「め組の辰五郎」を演じたのを観たのが最後でした。


【平成23年11月27日勘九郎襲名浅草お練り時の中村勘三郎さん】
 長男「勘太郎」が、「勘九郎」を襲名した時は、嬉しさと、ホッとした気持ち、勘九郎が背負うことになる重圧への不安とが入り交じった複雑な思いがあったような気がしました。勘九郎よりも、勘三郎さんの方が緊張して見えたのが印象に残っています。
勘九郎襲名披露お練りの時の勘三郎


【中村座定式幕(平成中村座)】
 現在、歌舞伎座の定式幕の配色は柿、黒、萌黄ですが、江戸三座中村座の定式幕は黒、白、柿の配色です。
 新鮮な感じで、江戸時代の芝居小屋の雰囲気を一層引き立てていました。
中村座定式幕 


 十八代目中村勘三郎の舞台は、常に観客を楽しませてくれて、独創性に溢れ、次はどういう歌舞伎を魅せてくれるのかいつも楽しみにしていました。当たり役だった「髪結新三」「法界坊」「四谷怪談」「一條大蔵」、野田英樹や串田和美との新作歌舞伎、また挑戦したいと言っていた「春興鏡獅子」など十八代目ならではの味のある歌舞伎がもう観られないのかと思うと悲しくてなりません。

 しばらくは、「勘三郎」の死を受け入れられないかも知れません。勘三郎のいない歌舞伎を考えるのが、とても辛いです。今まで観た「勘三郎」の演技が走馬灯のように頭の中をぐるぐると回っています。


 ご冥福を心よりお祈り申し上げます。「お疲れ様、勘三郎!」「ありがとう、中村屋!十八代目!」






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Author:南十字星
 自然観察と歌舞伎が大好きな夫婦でつくっているブログです。生田緑地と伊豆海洋公園をフィールドにネイチャーフォトを楽しんでます。

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