今年のブログを振りかえって。。。
いよいよ大晦日を迎えました。大掃除や年賀状、今年やり残したことはありませんか?
我が家も年末は、大掃除に年賀状出し、新年を迎える準備、お墓参りと慌ただしく過ごしました。これで、ゆっくりと「NHK紅白歌合戦」「NHKゆく年くる年」から始まる毎年の恒例を楽しめます。日本の正月はやっぱりいいですね。お雑煮を食べ、炬燵でぬくぬくしながら蜜柑を食べ、正月料理に舌鼓を打ちながらほろ酔い気分で箱根駅伝を見て、毎年の楽しみです♫海外で2度程年末年始を過ごしたことがありますが、新しい年を迎えたというメリハリがなく詰まらなかった思い出があります。
今年の6月から始めたブログも、皆さんの応援のお蔭で今日まで続けてくることができました。閲覧件数も1360件(カウンターは、同じ日のダブルカウントはしてません)を超え嬉しい限りです。ありがとうございました。
来年も更に自然観察と歌舞伎鑑賞を深めて、よりマニアックなブログを目指し、見てくださっている方々の刺激になるよう努めていきますのでよろしくお願いいたします。
半年間のブログを振り返ってみますと。。。
『生田緑地の生物でご紹介した種類』
植物58種、昆虫30種、鳥類11種
『海洋生物でご紹介した種類』
魚類30種、軟体動物2種、節足動物2種、刺胞動物2種
まだまだ入門編的な感じなので、もっと頑張らなくてはと思います。
今年のダイビングでのベストショット「クエの幼魚」です。伊豆海洋公園でクエはよく見られますが、幼魚はとても珍しいそうです。超レアなものを見ることが出来ました。

そして、もう一つのテーマである歌舞伎は、年間観劇日数44日間を数えました。能など他の観劇を加えると55日間。う〜ん、週一とは理想的ですね ♪ そこで、折角なので我が家なりの「今年のベスト10」を考えてみました。
『今年の歌舞伎ベスト10』
第一位「黒塚」:市川猿之助
猿之助襲名披露公演 猿之助の渾身の演技が見事でした。月明かりで出来た自分の影法師と踊
る老婆が忘れられません。
第二位「絵本合法つじ」:片岡仁左衛門
仁左衛門の『悪の華』の名演が光ります。
第三位「荒川の佐吉」:片岡仁左衛門
人情の熱さを演じ上げた名演で、2回観て2回とも泣いちゃいました。
第四位「土蜘蛛」:中村勘九郎
勘九郎襲名披露公演
勘九郎としてやって行くぞ!という気迫のこもった演技で、背筋がぞくっとする凄みを感じま
第二位「絵本合法つじ」:片岡仁左衛門
仁左衛門の『悪の華』の名演が光ります。
第三位「荒川の佐吉」:片岡仁左衛門
人情の熱さを演じ上げた名演で、2回観て2回とも泣いちゃいました。
第四位「土蜘蛛」:中村勘九郎
勘九郎襲名披露公演
勘九郎としてやって行くぞ!という気迫のこもった演技で、背筋がぞくっとする凄みを感じま
した。
第五位「義経千本桜 渡海屋、大物浦」:中村吉右衛門
吉右衛門の迫力に圧倒された素晴らしい舞台で、もう一度観たい舞台です。
第六位「河内山」:仁左衛門
今がまさに「仁左衛門」の旬と言って良いと思います。脂ののりきった演技に充実感がありま
した。
第七位「義経千本桜 川連法眼館の場」:市川猿之助
猿之助襲名披露公演 早変わりの面白さを十二分に発揮した舞台です。
第八位「京鹿子娘道成寺」:中村福助
いつもの「京鹿子娘道成寺」とは、一味違う「鐘供養より押し戻しまで」を福助ならではの白
拍子を演じてました。
第九位「奴道成寺」:坂東三津五郎
三津五郎の踊りの巧さと奴道成寺の喜劇的なお笑いを堪能できる楽しい舞台でした。
第十位「髪結新三」:十八代目中村勘三郎
勘三郎の「髪結新三」は、他の追随を許さない当たり役です。今まで観たこの演目では、大家
の役を三津五郎が演じた時の勘三郎とのコンビが最高でした。それを超える舞台は無いと思っ
ています。
「黒塚」の亀ちゃん(市川猿之助) ※歌舞伎会会報「ほうおう」より抜粋
番外として一つ上げておきておきたいものがあります。
玉三郎と壇れいによる『ふるあめりかに袖はぬらさじ』です。歌舞伎ではないので順位には入れませんでしたが、第三位に入れても良いぐらいの素晴らしい舞台でした。靭帯損傷直後で松葉杖を突きながら苦労して行ったのも思い出深いです。この作品は、1972年杉村春子初演から水谷八重子、坂東玉三郎と引き継がれた名作で、笑いと涙に溢れた有吉佐和子原作の名舞台です。年明け3日、午後2時〜午後4時55分、Eテレで放映されますので、是非ご覧ください。特に、後半の坂東玉三郎の名演技が見所です。
よいお年をお迎えください。
第五位「義経千本桜 渡海屋、大物浦」:中村吉右衛門
吉右衛門の迫力に圧倒された素晴らしい舞台で、もう一度観たい舞台です。
第六位「河内山」:仁左衛門
今がまさに「仁左衛門」の旬と言って良いと思います。脂ののりきった演技に充実感がありま
した。
第七位「義経千本桜 川連法眼館の場」:市川猿之助
猿之助襲名披露公演 早変わりの面白さを十二分に発揮した舞台です。
第八位「京鹿子娘道成寺」:中村福助
いつもの「京鹿子娘道成寺」とは、一味違う「鐘供養より押し戻しまで」を福助ならではの白
拍子を演じてました。
第九位「奴道成寺」:坂東三津五郎
三津五郎の踊りの巧さと奴道成寺の喜劇的なお笑いを堪能できる楽しい舞台でした。
第十位「髪結新三」:十八代目中村勘三郎
勘三郎の「髪結新三」は、他の追随を許さない当たり役です。今まで観たこの演目では、大家
の役を三津五郎が演じた時の勘三郎とのコンビが最高でした。それを超える舞台は無いと思っ
ています。
「黒塚」の亀ちゃん(市川猿之助) ※歌舞伎会会報「ほうおう」より抜粋

番外として一つ上げておきておきたいものがあります。
玉三郎と壇れいによる『ふるあめりかに袖はぬらさじ』です。歌舞伎ではないので順位には入れませんでしたが、第三位に入れても良いぐらいの素晴らしい舞台でした。靭帯損傷直後で松葉杖を突きながら苦労して行ったのも思い出深いです。この作品は、1972年杉村春子初演から水谷八重子、坂東玉三郎と引き継がれた名作で、笑いと涙に溢れた有吉佐和子原作の名舞台です。年明け3日、午後2時〜午後4時55分、Eテレで放映されますので、是非ご覧ください。特に、後半の坂東玉三郎の名演技が見所です。
よいお年をお迎えください。
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新歌舞伎座開場杮葺落興行の販売方法が発表になりました
本日、松竹歌舞伎会会員に毎月送付される「ほうおう」2月号が届きました。
これだけで、貴重な参考資料になる充実した会報です。

この会報で、ついに杮葺落興行の販売方法が告知されました。
杮葺落興行は、来年4月〜再来年3月までの一年間続きますが、その内、4月〜6月の演目については既に12月19日発表されています。詳細は、歌舞伎公式総合サイト「歌舞伎美人 かぶきびと」をご覧下さい。
最初の3ヶ月間のチケット入手は、歌舞伎会会員にならないと難しい感じです。
4月興行の発売は、会員は、2月7日〜17日まで会員ランクに応じて順次先行発売が開始されます。
一般は、2月8日までに往復葉書で申し込み抽選です。ただし、会員先行発売が終了後に席の確保が始まります。最後は、残席があれば3月12日から一般前売りです。つづく5月6月興行も同じ方法がとられます。
もし、杮葺落興行をご覧になりたい方は、今から歌舞伎会会員にならないと難しいと思います。
期待してあれこれ想像を巡らしていた演目ですが、発表された演目を見てちょっと残念な印象を持っています。最初の三ヶ月は三部構成です。通常、昼夜の二部構成のところを三部にした関係から、中途半端な構成になった感を否めません。
また、市川猿之助の「おもだか屋」一門が3ヶ月間の興行で一度も出ず、若手役者の出演も少なくなっています。新しい歌舞伎座の杮葺落興行は、日本人にとっても一生に一度観れるか観れないか、歌舞伎界にとっても今後の発展の為に大事な興行であるはずですから、「最高のメンバーで、これがいま観せられる一番な歌舞伎」を魅せて欲しかったです。そして、今後を担う花形役者達をもっと中心に据えて欲しかった気がします。
とは言っても、やはり杮葺落しだけあって役者は、素晴らしいメンバーです。
人間国宝の吉右衛門、菊五郎、玉三郎、藤十郎をはじめ團十郎、仁左衛門、幸四郎、三津五郎、左團次、時蔵、梅玉、福助、橋之助、秀太郎等々、若手では勘九郎&七之助兄弟、獅童、菊之助、染五郎、松緑などこれだけの豪華メンバーは、襲名披露でも揃いません。
4月には、亡き勘三郎に捧げる演目もあります。
たぶん、初日の歌舞伎は、有名人、芸能人が多数観に来ると思います。芸能人を見に行くのも面白いかもしれません。楽しみ方は、人それぞれです。
この機会に歌舞伎を観てみるのは、新たな発見があるのではないでしょうか。
来年は、歌舞伎初体験をするにはまたとない機会です。
これはなんでしょう?
冬の生田緑地観察は、だんだんとマクロな眼になってきます。
透明度透視度の悪い時のダイビングと同じで、宝探しのようなそれはそれで楽しいものです。
これはなんだか分かりますか?
結構大きくて、5〜6㎝ぐらいはあります。何かの卵なのかと思って帰って調べてみたら、『ウスタビガの繭袋』でした。ウスタビガは、漢字で「薄手火蛾」と書く蛾です。「手火(たひ)」とは、手に持って道などを照らす火、たいまつのことですが、提灯のことを指すという説もあるようです。この繭袋は場所によっては、ヤマカマス(山叺)とも言われているようで、わらむしろで作った袋(叺)に似ているからだそうです。
中には、何も入っていません。抜け殻です。幼虫がこの繭袋を作り、中で蛹になって羽化し成虫になると左側の口から出て行くそうです。右端には水抜き穴が開いてます。

「ハラビロカマキリの卵嚢」
これは、誰でも子供の時に一度は見たことがある、カマキリの卵嚢ですが、「ハラビロカマキリ」のものです。カマキリの種類によって大きさや形が少しずつ違います。

「ヤツデの雌性期」
ヤツデの観察については何度か載せていますが、これは「雄性期」を過ぎて花弁が落ち、雌しべが充実し始めた「雌性期」に入ったところです。ヤツデは地味な植物ですが、注意深く観察していくと高度な機能が隠された植物です。

「アオキ(青木)」
紅葉も終わり、枯れ果てたような山野で冬でも青々としている樹木ですね。常緑で葉も枝も青いため、そのものずばり「青木」です。

「メタセコイヤ」
山吹色の小判の葉を蒔いていた「メタセコイヤ」もついに坊主になりました。なんとも見通しがいいこと。

今日も北風が寒いです。
「この冬一番」は、いつまで続くのでしょう。まだ始まったばかりの冬なのに春が待ち遠しいです。
野鳥対決の結果は・・・
き〜んと冷えた空気の中を静かに耳を澄ませ、鳥の声をたどって歩いてみるのも、楽しいものです。
鳥の姿を見つけられた時は、また格別な気分です。
『コゲラ』
こつこつ音のする先にいました。スズメ大の最も小さなキツツキです。背中の縞模様が、くっきりしていて遠くからでもわかりました。

『コゲラ』の正面顔。以外とふっくらしていてつぶらな瞳です。

『メジロ』
全体が黄緑色で、目のまわりの白い輪が目立つ鳥です。すばしこく動きまわるので、なかなかうまく撮れません。まさにスーパーショット?! 椿の花の周辺を行ったり来たりしてました。

『シジュウカラ』
黒い頭と白い頬、このアングルでは分かりにくいですが、胸から腹を通る黒く太い縦線が特徴です。生田緑地には、一年を通じて見られる鳥ですが、葉っぱの無くなる冬でないと私たちには、まだ見つけられません。

『キジバト』別名ヤマバト
ドバトと違い綺麗なハトです。背中の赤褐色と黒のうろこ模様が特徴的で、首には黒と青灰色の横じま斑があります。冬の時期に見ると、この色は温ったかそうに見えます。

こちらは、ハワイの野鳥シリーズでアップした『キジバト』です。
日本のキジバトよりも羽の色が薄く、小柄でスマートです。首の横じま斑の方が目立ってますね。場所が異なると、こんなに違うので比べてみると面白いです。

『シメ』
くちばしが太く、尾が短い小太りの淡褐色の鳥です。くちばしのまわりの黒いよだれかけが特徴。
食べることに夢中なのか、しばらく同じところに居るので見つけると観察しやすい鳥です。鳥は、食べるエサによって嘴の太さ大きさが違うのが特徴で、シメは固い種子も割って食べるため力強く太い嘴を持ってます。

「ボーイング777-200」
生田緑地上空は、自衛隊の航空路になっているらしく頻繁に様々な飛行機が飛び交います。今日は、いつもと違うルートから自衛隊機とは思えないシルエットの飛行機が飛んできました。主翼下に書かれた機体番号から「ボーイング777-200」と判明。垂直尾翼の迷彩からANAな気がします。民間機が飛んでいるのは珍しいです。

冬の澄み切った空を見ると、空気も澄み切っておいしく感じます。
しかし、その冷たさで鼻がもげそうになります。
鳥の声が木立に響き渡り、空気がいっそう透明感を帯びてくるようです。
この日は、他に、『アオジ』『ヒヨドリ』『ハクセキレイ』『ハシブトカラス』『ツグミ?』が観察出来ました。去年の同時期もそうでしたが、野鳥の数が少ない気がします。
メリークリスマス♬♪♫


ところによっては、ホワイトクリスマスのようですが皆さんはいかがお過ごしですか

クリスマスの生田緑地はこんな感じでした。
「ヒイラギ」(柊木)
クリスマスの装飾に使われるのは、園芸用に栽培される「セイヨウヒイラギ」らしいですが、日本はこれで



真っ青な空で・・・寒かった〜。

野鳥撮影のグループが大勢います。

こんな、砲列や・・・

こんな、バズーカ砲みたいなものもずらり・・・羨ましい。。。

しか〜し、野鳥撮影は器材の良し悪しではありません!
相手は飛び回る野生生物です。ダイビングの先生達から教わった生物観察の極意と、ホームグラウンドである地の利を活かし、器材が劣る分は自らの足と生田緑地を知り尽くした知識で頑張ります


結果は、明日。。。
縁起物「万両」の木
今日は本降りの雨です。なので、18日に野鳥観察に行った時に撮影したものの中から紹介します。
「マンリョウ(万両)」
センリョウ(千両)とともに縁起物として庭木によく植えられますが、この万両の方が赤い実が豪華にぶら下がっています。庭木としては有名ですが、野生となるとなかなか見つかりません。この◯両シリーズは、これ以外に「百両」「十両」「一両」とあり全国で正月飾りに利用されています。

「ヤツデの花」
以前ヤツデの開花始めをご紹介しましたが、現在はまるで花火のように咲き誇っています。実はヤツデの花は日が経つにつれて変化し役目を変えていくので、植物観察の入門用として大変適しています。この写真に写っている花はまだ「雄性期」といって、おしべが成長して花粉を出している段階です。この花びらと雄しべが散った後に雌しべが伸び始めて「雌性期」を迎えます。近親交配を防ぐための工夫なんですが、凄いですね。また、花の咲く順番にも規則性があるので、興味のある方は観察してみてください。

「紫陽花の新芽」
紫陽花の花も茶色くなり、いよいよ枝だけのシーズンと思いきや、来年へ向けてもう新芽が伸び始めています。

「ナツツバキの若木」
生田緑地にも、面白い木肌の樹木がありました。古い樹皮が剥げ落ちて斑紋になるそうです。名前のとおり、夏に椿が咲きます。どんな花が咲くのか、来年が楽しみです。

昨日、ドングリを鉢に植えてみました。「コナラ」と「シラカシ」と「スダジイ」。ついでに、「ノササゲの種子」と「スズメウリの種子」も。春に芽が出るといいんですが。。。
辰年の歌舞伎観納めは、「御摂勧進帳」
今年もいよいよ大詰め、本年最後の歌舞伎を観に行って来ました。
昼の部は『御摂勧進帳(ごひいきかんじんちょう)』
この作品は「歌舞伎十八番」の中の『暫(しばらく)』と『勧進帳(かんじんちょう)』の2つを同時に観られてお得感があると思われますが、どちらも中途半端な感を否めません。
三幕目は俗称『芋洗い勧進帳』といわれ、この作の見所になりますが、歌舞伎十八番の『勧進帳』とは少し異なります。『芋洗い』というところがミソですが、どこが違うのか・・・。観て確かめてみてください。見比べると面白いです。また、歌舞伎の『勧進帳』は、能の『安宅』から来ています。こちらも見比べると面白いです。
一幕目『暫』の尾上松緑。

一幕目の板絵も華やかです。

今回の演目は、花道を良く使うので3階右側席を取りました。
会場がこんな風に見えます。確かに、花道は良く見えるのですが舞台の右半分が、ほとんど見えません。あまり右半分は使わない演目なのでこれで十分なんですが、座席選びも大変です。
回数観るには、安い席でないと・・・。

3階席は、双眼鏡が必需品です。
これは、3代目の双眼鏡で4倍の倍率です。以前は、6倍を使っていましたが、歌舞伎の会場はコンサート会場程大きくないので、舞台で同時に2人位は見ることのできる視野がある4倍が最適です。この双眼鏡はポケットに入るコンパクトさと、とても明るいレンズで気に入ってます。

新歌舞伎座の定点観測。正面が見えてきました♪

今日は、尾上菊五郎の奥さんで女優の「富士純子(ふじすみこ):旧芸名:藤純子(ふじじゅんこ)本名 寺島純子(てらしまじゅんこ)」さんが来ていました。さすが女優・・・着物姿が美しく、色っぽくて、綺麗でした。得した気分です。時々、歌舞伎役者の奥さんに遭遇します。記憶を辿ると、海老蔵の奥さん、藤十郎の奥さん、橋之助の奥さん・・・等々(笑)。
一幕目の『暫』では、「あたりまえ体操」を歌舞伎役者2人で歌って、踊る場面がありました。流行りものを取り入れ観客を楽しませるところが、歌舞伎の面白いところです。その日によって、台詞が変わることも多々あります。
渡り鳥も来てます
昨日見つけた野鳥の続きです。
「ガビチョウ」
いつの頃からか、バリ島で聴くような南国っぽい騒がしい声の鳥がいるなぁと思ってました。どんな鳥が鳴いているのかとずっと気になってたんですが、やっと姿を見ることができました。普段は薮の中にいるようで、なかなか姿を表しません。真夏は、夜明けとともに鳴くこの子の声で目を覚ますことが多いです。野鳥ではないので図鑑にも載ってません。声を楽しむために東南アジアなどから輸入されたものが逃げ出して増えたそうです。

「シメ」
嘴の下にある黒いよだれ掛けが目印です。嘴が太く、固い種子を割って食べます。生田緑地には、冬鳥として渡って来ます。「チチッ」とか「プチッ」と鋭く鳴くので、鳴き声のするあたりを探すと、木の実を食べていることが多いです。この写真は食後です。嘴にいっぱい木の実の食べかすを付けてます。

食前はこちら。目にも留まらぬ一瞬の出来事です。

「アオジ」
スズメに良く似た感じですが、頭から背にかけては緑色で、腹が緑がかった黄色で黒っぽい縦斑があります。地上で草の実を啄む姿もスズメに似ています。生田緑地には冬鳥として11月頃に渡ってきます。

「メジロ」
このメジロは、今日、日暮里に住んでいる叔母の家を訪れた時に見かけたメジロです。思いっきり柿に頭を突っ込んでいます。ここには文鳥もいたのですが、コンデジしか持っていなかったのでこれ一枚しか撮れませんでした。残念!

野鳥の季節
今朝は少し気温が高かったためか、朝の生田緑地は少し霧がかった感じで、隙間から射し込む朝の光で幻想的な雰囲気でした。

紅葉もほとんど終わり、落葉樹林帯は日が射し込むようになりました。いよいよ野鳥観察のシーズン到来です。
「ヒヨドリ」
まずは、どこでも見かけ、ピーヨピーヨ、ギャーギャー、ピギィピギィなどと喧しいヒヨドリから登場です。ボサボサ頭と頬が汚れた感じの褐色模様なので、すぐ分かります。スズメやムクドリ、キジバト、カラスとともに「ものさし鳥」と言われています。野鳥観察では、日本中どこにでもいる「ものさし鳥」と比較して大きさを覚えます。後で図鑑で探す時に便利なんです。

「キジバト」
もう一つの「ものさし鳥」です。ハワイの野鳥でも紹介しました。首周りの模様がお洒落です。

「椿」
サザンカもすっかり終わり、これからは椿の時期です。陽当たりの良い場所では、次から次へと貴重な冬の花が咲き競っています。

見られる野鳥は多いのですが、写真となるとなかなか思うようにいきません。ハワイと違って、野鳥の数も少なく鳥との距離が遠いので、300㎜程度の望遠レンズではどこまで載せられるか分かりませんが、頑張ってみます。
念願の「第九」を聴きに・・・
年末にベートーヴェンの『第九』を聴くことが、夢の一つでした(ちょっと小さい夢ですが・・・(笑)。ようやく希望が叶い、東京交響楽団の『第九』のコンサートに行って来ました。
南十字星夫が川崎市教育文化会館を訪れるのは、成人式以来です。昔産業文化会館(通称、サンブン)と言ってましたが、川崎市の成人式はずっとここで行われていました。裏には有名な旧川崎球場があり、懐かしい場所です。今の成人式は「とどろきアリーナ」ですから随分違いますね。

本来の会場は、「ミューザ川崎シンフォニーホール」でしたが、昨年の東日本大震災で天井が崩壊し、その改修工事のため現在閉鎖中です。来年の4月にリニューアルオープンされることになり、とても楽しみにしています。

川崎も昔と違い、ラゾーナやアゼリアが出現してオシャレな街に変貌しつつありますが、競輪場や競馬場のある側、市役所通りの一本裏側の東三田地区は少し綺麗になったとはいえ、相変わらずのDEEPな川崎です。
その入口には、酒をボトルごと飲む酔っぱらいのオジサン像がお出迎えです。毎年10月、この一帯の商店街が主催する「いいじゃん、かわさき!」のイベントは大規模で凄い賑わいです。

「東京交響楽団」は、予想をはるかに超える素晴らしいオーケストラでした。弦楽器はやわらかく、艶のある音色で、まるで一つの音色に聴こえる程すべての弦楽器の音がそろっていました。管楽器は、甘く伸びやかな音色で美しく調和がとれており、難しいホルンの音の狂いも全くありませんでした。世界の有名オーケストラに、決して引けを取らない楽団だと思いました。
「第九」の合唱は東京交響楽団直属の「東響コーラス」で、総勢180人程のコーラスは圧巻でした。
指揮者は、大友直人さんです。演目は、モーツァルトの「ヴァイオリン協奏曲第5番」、ベートーヴェンの「交響曲第9番」、アンコールの『蛍の光』と総てが素晴らしい演奏でした。「蛍の光」は出演者全員によるペンライトの演出がステキで、演奏中徐々にステージ上の照明が暗くなっていく中、「蛍の光」を歌い上げ、最後は真っ暗になった中にペンライトの光だけが浮かび上がるという幻想的な光景に感激してしまいました。
「第九」の「歓喜に寄す」を聴くと、また次の年に向けて力が湧いてくる気がし、年末にあちこちで「第九」をやっているのが理解できる気がします。来年以降も、「年末には第九!」を聴こうと思います。
冬の足音が聞こえて来る生田緑地
12月のもう半ばになると、多少気温が上がっても雨が降って陽射しが無いと、やはり寒いです。
そんな中、生田緑地の観察に行って来ました。
柿の木には、葉が一枚もなくわずかな柿の実を残すのみとなって、季節はすっかり冬へと変わりつつありました。里山の原風景を思わせる風情です。

メタセコイアの林は、黄金色から茶色に移ろい、葉っぱも少なくなり見通しがよくなりました。

「奥の池」は、わずかに晩秋の名残を残し、雨に濡れた落葉がしっとりと哀愁を漂わせています。

蜂の巣が、葉といっしょに地面に落ちて、静かにその役目を終えようとしています。

どっさりと落ちていた「どんぐり」たちもその数を減らし、あるものは、すでに大地に根を張って次の世代へと命を引き継いでました。またあるものは、踏みつけられ割れていたり、虫に食われ穴だらけになっていたりと、それぞれの道を歩んでます。
美味しい木の実は、鳥やけものたちにすでに食べ尽くされていると思われます。
どのぐらい育つのか試してみようと、様々な種子を拾ってきました。洗った段階で浮いてきてものにならないものが結構あります。何の実だかわかりますか?

晩秋から初冬へと、移り変わりつつある生田緑地は、鳥たちのさえずりが響き渡り、これからは鳥の天国になっていきます。
鳥の撮影隊(おじさんたち)が、雨の中一点方向に向けて望遠レンズを構えてました。どのレンズも100万円を超える高価な器材ばかりです。どんな傑作が撮れるのかな?と、気になりながら生田緑地を後にしました。
念願叶い、道成寺の「撒き手拭い」初ゲット!
いよいよ師走、今年も大詰めというこの時期、歌舞伎は昼、夜と皆勤賞で幕を閉じようとしています。
今回は、まず「夜の部」から行って来ました。
「江戸手描き提灯」
新歌舞伎座の正面に、歌舞伎座のシンボル、江戸手書き提灯が取りつけられました。提灯の絵柄はもちろん、歌舞伎座の定紋『鳳凰丸』です。
来年の4月2日の開場式に向けて、どんどん盛り上がってきます。

「籠釣瓶花街酔醒(かごつるべさとのえいざめ)」
今回、尾上菊五郎が初役の佐野次郎左衛門に挑みました。大筋は、「ぶ男だから色事に関係なく、一所懸命働いて豪商になった田舎者であばた顔の次郎左衛門が、仕事で江戸に出て来てふらっと足を踏み入れた吉原で、金があれば旦那気分になれる世界を知ってしまう。有頂天になった絶頂期に馴染みの花魁八ツ橋に愛想づかしされ、妖刀籠釣瓶で切ってしまう。」というものです。
あばた顔の次郎左衛門は、吉右衛門や先日亡くなった勘三郎が得意としており、今回は初役の菊五郎が新解釈を加え演じるので楽しみにしていました。菊五郎の役者としての力量は、十分発揮されているものの、この役には吉右衛門や勘三郎には及ばない感じがします。それは、向き、不向きの問題であり、菊五郎自身が息子の菊之助に頼まれたからやったけど、やりたくなかったと言っているように、やりにくい役柄だったと思われます。
それに比して、八ツ橋役の菊之助の艶やかで素晴らしかったこと・・・、玉三郎の八ツ橋に負けない花魁でした。

「奴道成寺(やっこどうじょうじ)」
能からきた道成寺ものは、「京鹿子娘道成寺」が有名ですが、他にも「二人道成寺」「男女道成寺」そして今回の「奴道成寺」など、たくさんのバリエーションがある演目です。
坂東三津五郎の「奴道成寺」を観るのは、これで2度目になりますが、三津五郎の踊りは相変わらず見事で、何度見ても「巧いなぁ〜!」と感心してしまいます。「奴道成寺」とは、名前のとおり娘に替わって男が踊る道成寺もので、最大の見せ場は、三つの面を使い分け、瞬時に男と女と爺を踊り分けるところです。ひょうきんな笑わせる踊りを巧みにこなせる歌舞伎役者はそう多くはいません。

「道成寺もの」の楽しみは、踊りに使っていたものと同じ手ぬぐいを客席に撒くことです。毎回、50〜60本くらいの手ぬぐいが撒かれますが、貰える確率は当然1階席中央が1番高く、3階まで届くのは、そのうち1本あるか?無いか?の確率です。
その奇跡的な確率に今回当たりました。どうせ3階席だからと見ていたら・・・、えっ!・来た?来たぁ〜・・わ〜・・・やった〜


遠くまで飛ばす手ぬぐいは、固くきっちりと巻かれています。

それを開くと・・・三津五郎の定紋「三ツ大」(右)と、替紋「花勝見」(左)が描かれ、右には「十二月大歌舞伎 奴道成寺」と染め抜きがあり、三津五郎のサインが印刷された貴重品の手ぬぐいでした。ちゃんとアイロンを掛けて「額を買ってこなくちゃ!」

「カウントダウン時計」
新歌舞伎座開場までのカウントダウン時計が東劇に設置され、いよいよ開場の興奮が高まって来ます。この時計は、来年2月に新歌舞伎座前に移され再設置されます。

歌舞伎も沢山観ていると、良いことがあるなぁ〜と感激(観劇)した一日でした。
隣に座っていた歌舞伎通のおば様たちの会話
「最近、右近さんが凄いですのよ。」
「どちらの右近さん?」
「尾上右近さんですよ。今日も初菊役で出ている・・。日本舞踊がとても巧いんですよ、演技も素晴らしいですし・・・。」
「市川右近さんの方は、最近あまり良い役には・・・、亀治郎さん、いえ猿之助さんもこれからどうなっていくのでしょうね。」
「松緑さんは、最近頑張ってますね。先月も仁左衛門さんの代役で・・、でもそれはないと思いましたのよ。やっぱり仁左衛門さんに出て頂きたかったわ。」
と、しばらく歌舞伎談話が続いてました。ご自身も日本舞踊をやられているようです。歌舞伎観劇も奥深く、私達もまだまだこれからだと思いました。
多摩区役所から望む生田緑地
もうすぐ選挙ですね。
今日は、多摩区役所に期日前投票に行ってきました。
区役所に行ったついでに、11階から生田緑地の遠景を撮ってみました。一枚に全景を納めるのは難しかったので、枡形山から旧向ヶ丘遊園地方面の写真です。写真中央に段々に開発されたような場所がありますが、ここは数年前まで国家公務員共済組合稲田登戸病院が建っていた場所です。登戸病院の前は結核治療のためのサナトリウムでした。登戸病院があったころは、旧サナトリウムの隔離病棟が隣に残っていて、有名な心霊スポットだったんです。今はすっかり綺麗になってしまって、地元では高層マンションが建つのではないかと危惧されています。ここに高層マンションが建つと生田緑地はどうなってしまうのか考えるとゾッとします。

区役所で防災フェアをやっていて、川崎市水道局から発売されている「恵水」をいただきました。実は、川崎市の生田周辺の飲料水は、地下水をくみ上げて利用しています。多摩丘陵の豊富な地下水があるので、水道水でも美味しい水を飲むことができるんです。なので、我が家では外出時はペットボトルにこの水道水を詰めて持ち歩き、自販機で水を買うことはありません。蛇口を捻ると夏でもほどほどに冷たい水が出てきます。ところが、この水も平成28年で廃止し、酒匂川から取水した水に切り替える計画があり、市長と市民との間で大きな紛争になっています。

本日いただいた防災グッズです。2人で貰ったのでもう1セット貰いました。ラッキー!
防災フェアには消防署も参加していて、消防隊が身につける酸素ボンベを背負わせてもらいました。ダイビングのタンクより小振りですが、他の装備も付いているので同じぐらいの重さでしょうか。ただ、これを背負って更に厚い耐熱服を着て消火活動をするのかと思うと、やっぱり消防の人の体力は並ではないですね。頭が下がります。

Honolulu Zoo
いよいよハワイシリーズは、今回で最終回となります。
最後は、ワイキキビーチの端、カピオラニ公園の入口にある「ホノルル動物園」をご紹介します。
動物園に来るのは、今回で2度目ですが、以前と比べて整備されすごく綺麗で広くなりました。
「ホノルル動物園入口」
入場料は大人$14です。レシートを持っていれば、その日のうちなら何度でも再入場できます。
広くて、一日楽しむことができます。子供連れのファミリーや、恋人同士で来ている人たちが多かったです。中にもレストラン(軽食ですが)はありますが、この日は、近くのマクドナルドにアンガスビーフハンバーガーを食べに行って、再入場しました。

この動物園は、世界の注目すべき絶滅危惧種や南国の鳥たち、貴重な植物のそろい踏みで実は凄い動物園なんです。日本では見られない珍しい動植物がたくさんいます。自力ではなかなか見られないハワイ諸島の固有種もここに来れば見ることができます。
「ネネ(ハワイガン)」 ハワイ諸島固有種で絶滅危惧種
ネーネーと鳴くので、ハワイではネネと呼ばれ親しまれている鳥ですが、オアフ島にはいません。ハワイ島、カウアイ島にいくと見られるようです。人なつこく、近くを平気で歩いていきます。アヒルよりちょっと大きい位で、オシャレな柄をしています。

「コモド・ドラゴン」 コモド島を中心としたインドネシア固有種で絶滅危惧種
世界最大のトカゲで顔に似合わず獰猛な肉食です。この子は、人気者で「コモド・ドラゴン!」と大人も子どもも大騒ぎしてました。私達も見てみたかった絶滅危惧種の一つで、ここで出会えるとは思わなかったので大興奮でした。

「ガラパゴスゾウガメ」 ガラパゴス諸島固有種で絶滅危惧種
このガラパゴスゾウガメはちょっと小振りで中型といった感じでしょうか。ガラパゴスまで行かなくても、ここ「ホノルル動物園」でも見られるし、実は「上野動物園」でも見られるようです。ガラパゴスでも、野生のゾウガメを見るのは難しいですし・・・。

「ガビアル」 絶滅危惧種
かつては、パキスタンからミャンマー辺りまで広範囲に生息していたようですが、今ではインドとネパールのみだそうです。この特徴的な口は、ちょっと見物ですよ。悪そうな顔をしています。

「シロクロエリマキキツネザル」 マダガスカル島固有種で絶滅危惧種
この子は、ず〜っとお腹を出して、大の字になって寝ていました。ホノルル動物園の動物達は、常夏の過ごしやすい気候のせいか総じてのんびり伸び伸びとしています。そういえば私達もハワイにいくと、のんびりのほほんとしてますから総ての生き物にとってすごしやすい島なのかもしれないですね。シロクマエリマキキツネザルは、「上野動物園」にいるらしいですが、冬は寒そうで夏は暑そうで可哀想ですね。この子は、温っかいハワイでのびのびしてて、幸せそうです。

「ミンダナオガム(別名レインボーユーカリ)」
動物園で、この木を見た時「えっ!作り物? ディズニーにありそうな木みたい!」と・・・。何度も触って確認してしまいました。まるでペンキでイタズラしたような、色紙を貼付けたような幹の皮が、オレンジ、緑、グレーが混じって、おとぎの国の木みたいでした。何度見ても本物の木には見えませんでした。一説によると地球でもっともカラフルな木だそうです。

ホノルル動物園では、ダイヤモンドヘッドをバックにシマウマなんていう、こんなありえないような不思議な写真が撮れます。

動物園の中は、色々な動物以外に草花や沢山の樹木があり、ゆったりと楽しめるところです。
大きな鳥かごの外には野鳥が、エサを横取りに沢山集まってきて、その様子を見ているだけでも面白いです。
時間があったら、ぜひ立ち寄って見てください。魚に興味がある方は、水族館もお勧めです。動物園のすぐ近くにあります。
ワイキキで見られる昆虫たち
常夏の島ではどんな昆虫に出会えるかと張り切って探したのですが、まったく見つかりません。蜜のある草花や葉の裏、水辺の植物の蔭や茂みの中など居そうな所を丹念に探したんですが、ワイキキで昆虫を探すのは、意外に難しかったです。草花や樹木が沢山あるので、さぞ昆虫にも沢山出会えると思いきや・・・手入れされているため、殺虫剤も多く使用されているのでしょう。開発されたワイキキは、昆虫には住みにくいところなのかも知れません。
やっと見つけて写真に収められたのは4種類のみ。もう1種類、蝶が見られるのですが、写真を撮るのは至難の業です。
「モナークチョウ」和名 オオカバマダラ
陽の良く当たる花には、ひらひらと蝶が舞っています。

オレンジ色の羽と白い斑点が、とても特徴的な綺麗な蝶です。白い個体もいるらしいのですが発見できませんでした。

「ミツバチと花粉玉」
ミツバチは、働き者です。花粉玉が大きくて、重いのではないかと思うのですが、体中花粉だらけになって、できる限りの蜜と花粉を集めてました。ミツバチは、この花粉玉に蜜を塗って保存します。その花粉玉を生まれて間もないミツバチが食べたときに、咽頭線から分泌されるものをローヤルゼリーといいます。ローヤルゼリーは、女王蜂の食料です。
これだけ大きな花粉玉ですから、相当な数の花を飛び回っていると思います。このミツバチは、生まれてくるミツバチのため、女王蜂のために毎日働き続けているのだなぁ〜!

「ブラウンアノール♂」
この子は、トカゲ(アノールとはトカゲの総称)です。やもり(英語でゲッコーといいます)ではありません。もちろん、いもりでもありません。トカゲとやもりは爬虫類ですが、いもりは両生類です。トカゲは、恐竜の仲間です。
やもりの足指は丸く、トカゲであるアノールは細長いです。しっぽも、トカゲの方がやもりよりも細長いのが特徴です。「ブラウンアノール」は、のど仏のあたりが、赤いものがオス、赤くないものがメスです。

「テントウムシ?」(未同定)
「変わったテントウムシ発見!」と、喜んだのですが、本当にテントウムシなのか? 星はたぶん八つです。八星テントウは聞いたことがありません。何という名前の昆虫なのか? いまのところわかりませんでしたが、珍しいのでアップしてみました。どなたか分かる方教えて下さい。

ハワイには、自然が溢れています。良く整備されたワイキキでは、昆虫の数は少ないのもかも知れません。次回は、野生の自然に触れてみたいと思いました。オアフ島には、多くのトレッキングコースがあることを帰国してから知りました。次の目標と楽しみが、増えた気がします。
ハワイは、何回行っても新しいものに出会えるパラダイスです。
これかも、色々な発見をしたいと思っています。
ハワイのハンバーガー比較
アメリカと言えば、「ハンバーガー」です。これ無くして、アメリカを語ることはできないでしょう。
ハワイでも決して例外ではありません。今回は、ハワイのハンバーガーをご紹介します。
1)クアアイナワード店 1/3LB(約150g)ハンバーガーとフレンチフライSmallとコーラLarge
ハワイに来ると必ず、ここのハンバーガーを食べに行きます。
「クアアイナ」の店は日本にもありますが、全く味が違います。本場のハンバーガーのおいしさと言ったら、本当にホッペが落ちそうです。ここは、ファーストフード店ではないのでセットメニューはありません。一つ一つ注文して行きます。Sサイズで、十分お腹がいっぱいになるので大満足です。また、写真のフレンチフライも、じゃがいもを皮付きのまま超細切りにしてフライしたもので、他のバーガー屋さんで付け合わせにセットされるものとは格段に違います。揚げ方も上手で身の部分が多いシナシナ部分と、皮の部分が多いカリカリな部分が上手にミックスされた逸品で必ず注文します。

各テーブルに置いてある、ケチャップやマスタードをお好みでつけて、自分で組み立てます! 一口では、入りきらない大きさです。付け合わせのニンジンスティックはかじって食べます。ハワイ生まれのクアアイナバーガーは、アメリカ本土のバーガーと違ってチーズが入っていないので、肉の味がストレートに楽しめます。
これでも、以前より小さくなったような気がします。パンも少し変わりましたが美味しさは同じですので、ご安心を!!

「クアアイナ」のメニューです。ハンバーガーの種類も豊富にありますが、サンドイッチも色々あります。アボガドバーガーとオルテガバーガーも美味しくてお奨めです。
隣の若いアメリカ人は、サンドイッチを食べてました。すごく美味しそうで、横目で何度も見てしまいました。次は絶対サンドイッチを食べてみようと心に決めました。しかし、ハンバーガーはどうしても外せないので、2回以上来ないと、サンドイッチは食べられません。

2)マクドナルド アンガスデラックスセット
現地で、マクドナルドのアンガスビーフのハンバーガーが、美味しいらしいという情報を得たので、早速ワイキキビーチにあるマクドナルドへやって来ました。アンガスセットには、カットしたパイナップルがデザートでついてくるのでお得感たっぷりです。

日本のハンバーガーとは、比べ物にならないボリュームで、ビックマックよりもはるかに大きいです。たぶん1/3ポンドだと思います。しかも、マクドナルドのハンバーガーって、こんなにおいさしかったっけ?と、ビックリするほどでした。日本では未発売のバーガーだそうです。
隣の若い日本人女性が、ハンバーガーを2種類買っていました。2つ目を食べ始めると、大きなため息をついてます。「日本のハンバーガーだったら、2つ食べないとお腹いっぱいにはならないもんねぇ〜!!」

3)バーガーキングホノルル空港店 No.1ワッパーセット
ホノルル空港出国後のフードコート内にあります。ハワイを出国する時、必ずバーガーキングのハンバーガーを食べてから帰るのが我が家の定番になってます。

これまた、ビックサイズで1つ食べると苦しいくらいです。ここも1/3ポンドだと思います。今は、この大きさにもすっかり慣れ、これを食べないとハワイを去ることができません!
バーガーキングのバーガーも今年からおしゃれになりました。以前は、箱に入ってなかったと思います。紙に包まれたままで出され、小間切れのレタスが大量に詰め込まれ溢れていました。
バーガーキングは、注文の取り方が丁寧で、必ずチーズを入れても大丈夫かと聞いてくれます。

ハワイには、ここで紹介した以外に沢山のハンバーガーやさんがあります。気になっているお店はいくつかありますが、なかなか増やすことができません。やっぱり、アメリカ人みたいに毎日は、食べられないものです。
ただ現地のハンバーガーを食べると、日本の小さいハンバーガーに満足できなくなります。美味しさも、日本のものとは比較になりませんし・・・。
ぜひ、機会がありましたら試してみてください。新しい発見があると思います。
ハワイには、食べ歩きをしたらきりがないくらい美味しい店がたくさんあります。訪れた際は、是非自分の舌と感を信じてチャレンジしてみてください。
紅葉のピークは終わりつつある生田緑地から
先週、紅葉のピークだった生田緑地を確認して来ました。
「奥の池手前のメタセコイアの林」
まるで小判が空から降ってきたかのように、メタセコイアの黄金色の葉がザクザクと落ちてきます。
地面は、小判(?)で埋め尽くされていて、山吹色の絨毯です。

「奥の池」は、今が紅葉のピーク。

池の水面は、メタセコイアの黄金色の葉とモミジの紅い葉で覆われて、水面を歩けるのではなかいかと錯覚をおこしてしまいます。

「メタセコイア」の遠景風景です。中央の茶色いスギ木立がメタセコイア(別名アケボノスギ)です。メタセコイアは、化石しか発見されていなかったため、200万年前に絶滅した絶滅種とされていましたが、1946年に中国四川省で現存種が発見され「生きた化石」と言われていました。日本には、1949年に種子から育苗していたアメリカの博士から天皇陛下に献呈されたのが初めてです。そこから挿し木で増やした苗が全国に移植されました。

「広福寺のモミジの大木」
広福寺は生田緑地の縁、枡形城址の北側ふもとにあり、源頼朝の側近の一人である稲毛三郎重成の館跡とも言われている名刹です。
稲毛三郎重成は、北条政子の妹を妻とし枡形城の城主になりました。生田緑地周辺は、歴史的にも由緒ある地域で魅力あるところです。
実は、この大木のモミジは、生田緑地の帰りがけに地図を見ていたら、道に迷ったのかと思って声をかけてくれたバイクのおじさんが教えてくれました。このおじさんが広福寺のご住職だったんですけど(笑)お蔭で、素晴らしいモミジを見ることができました。
紅ではなく、茜色に輝く小さい葉のモミジの木は今まで見たこともない大きさでした。このモミジの反対側には、イチョウの大木があり、境内には桜並木、裏に回ると竹林が広がります。季節毎に楽しめそうで、もう一つ、巡回する場所ができました。

紅葉の見所いっぱいの生田緑地を今年は、十分堪能することができました。
紅葉は、やはり見頃を逃さない地元が一番です。
紅葉の下は豊かな秋がいっぱい!
冬の訪れを認めつつ、まだ秋の名残りを惜しみながら、生田緑地の自然の素晴らしさを歩くたびに味わっています。上を向けば紅葉に見とれ、下を向けばどんぐりがいっぱいで、豊かな秋を体全体で感じることができます。
「どんぐり(コナラ)」
沢山のどんぐりを落ち葉とともに踏みしめていると、根が出ているどんぐりを発見! こんなの見るのは、初めてです。このまま大きく育っていって欲しいものです。

「メタセコイアの実」
黄金色に色づいた樹の下には、民芸品のような実が落ちています。この割れ目広げて見ていくと・・・

「メタセコイアの種子」
こんな種子が沢山詰まっています。

「スズメウリの実」
この実がタテにヨコにと連なって、まるでクリスマスツリーの飾りのようでした。

「スズメウリの種子」
触ってみると見た目よりもやわらかく、割ってみると中にスイカの種のような種子が入ってます。

「アセビの実」
実が上向きに付いているのが、わかりますか?

「ノササゲの実」
和名『野豇豆』は、野生の「ササゲ」の意味からきていて、日本の固有種です。これは熟す前の実で、皮が紫色になります。

「ノササゲの種子」
まるで「ブルーベリー」のようでした。

秋の実りを一つ一つ確かめながら観察していると、自然の作り出す造形の美しさ、微妙な色合いを見つけることができます。今まで見たことの無いもの、気づかずに通り過ぎてしまったものの多さに驚かされます。
勘三郎の当たり役、一條大蔵を今日は吉右衛門で
今月は、国立劇場で中村吉右衛門が一條大蔵卿を演じています。
この演目は、とても楽しみにしていたものです。
国立劇場(東京・三宅坂)の正面 今日は抜けるような青空でした。

『鬼一法眼三略巻(きちほうげんさんりゃくのまき)』
この中の「一條大蔵卿長成」は、作り阿呆ぅ、つまり正気だが阿呆を装う役で吉右衛門が家の芸として磨き上げてきたものです。実はこの役は、十八代目中村勘三郎の当たり役でもあり、襲名披露公演でも演じました。また、勘九郎が今年の襲名披露公演でも演じています。
勘三郎の大蔵卿の阿呆ぅぶりは、本当の『バカ殿』と思えるほど見事で、ひょうきんで面白く、笑い転げてしまったのを覚えています。勘三郎は、観客をとことん楽しませることに徹していました。我が家では、この大蔵卿が一つの基準になっており、これを超える演技はなかなか無いと思っていました。
そして、今日の吉右衛門です。しかも家の芸というから期待も膨らみます。作り阿呆の吉右衛門が登場した瞬間、これがあの吉右衛門かと目を疑いました。そこには阿呆は阿呆でも、とっても上品な「作り阿呆ぅ」を磨きあげてきたもので、芸術性が高く、勘三郎が目指していたものとはまた異なるものだと感じました。大蔵卿は、前半の「作り阿呆ぅ」をいかに本物っぽく見せるかで最後の正気の部分が光ります。吉右衛門の大蔵卿はメリハリが利いていて流石家の芸というだけのことはあり見事でした。
ただ、観ている間、勘三郎の大蔵卿が重なってグッと込み上げてくるものがあります。お歯黒の公卿姿で、観客に向かって「う・ふ・ふ・ふ・ふ」と笑う勘三郎の一條大蔵は生涯忘れられません。

歌舞伎界の名優で踊りの達人だった六代目尾上菊五郎(十八代目勘三郎の祖父)の鏡獅子像

中村吉右衛門は、幅広い役をこなし『人間国宝』にふさわしい役者ぶりです。
歌舞伎を観る前までは、『鬼平犯科帳』の吉右衛門の大ファンでした。今は、歌舞伎役者としてファンになっていることに気づきました。
中村勘三郎の突然の訃報に・・・
朝起きてテレビをつけると、中村勘三郎の訃報がいきなり飛び込んできました。あまりのショックに、しばらく言葉を失ってしまいました。
「いつ復帰するのかなぁ?」「来年の新歌舞伎座開場には、間に合うのかなぁ?」と、いつも勘三郎さんのことが気になっていましたので、残念でなりません。
私たちが、本格的に歌舞伎を見始めたのは、平成17年『十八代目中村勘三郎襲名』の時からです。襲名披露公演を観て、「歌舞伎って面白い!」と思い、勘三郎さんを追うように歌舞伎にのめり込んでいきました。あれから7年経つのかと、感慨深いものがあります。
平成24年5月17日平成中村座での「神明恵和合取組(め組の喧嘩)」で「め組の辰五郎」を演じたのを観たのが最後でした。
【平成23年11月27日勘九郎襲名浅草お練り時の中村勘三郎さん】
長男「勘太郎」が、「勘九郎」を襲名した時は、嬉しさと、ホッとした気持ち、勘九郎が背負うことになる重圧への不安とが入り交じった複雑な思いがあったような気がしました。勘九郎よりも、勘三郎さんの方が緊張して見えたのが印象に残っています。

【中村座定式幕(平成中村座)】
現在、歌舞伎座の定式幕の配色は柿、黒、萌黄ですが、江戸三座中村座の定式幕は黒、白、柿の配色です。
新鮮な感じで、江戸時代の芝居小屋の雰囲気を一層引き立てていました。

十八代目中村勘三郎の舞台は、常に観客を楽しませてくれて、独創性に溢れ、次はどういう歌舞伎を魅せてくれるのかいつも楽しみにしていました。当たり役だった「髪結新三」「法界坊」「四谷怪談」「一條大蔵」、野田英樹や串田和美との新作歌舞伎、また挑戦したいと言っていた「春興鏡獅子」など十八代目ならではの味のある歌舞伎がもう観られないのかと思うと悲しくてなりません。
しばらくは、「勘三郎」の死を受け入れられないかも知れません。勘三郎のいない歌舞伎を考えるのが、とても辛いです。今まで観た「勘三郎」の演技が走馬灯のように頭の中をぐるぐると回っています。
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。「お疲れ様、勘三郎!」「ありがとう、中村屋!十八代目!」
ワイキキで見られる植物(3)
ハワイ滞在の記憶が遠のいていく中、「あ〜っ、ハワイはやっぱり暖かくていいなぁ!」と恋しい気持ちがどんどん募っていきます。
「モンキーポッド」別名 アメリカネム
『この〜木、なんの木、気になる木、名前も知らない木ですから♪・・・』日立のCMで有名なこの木の名前は「モンキーポッド」と言います。これは、あのCMに出てくる木よりも小さいですが、ワイキキでは良く見ることができます。以前、CMに出ていた木を見ましたが、その大きさに感動したことを今でもはっきり覚えています。

「モンキーポッド」の花
やっぱり葉っぱはネムノキですね。

「レッド・ジンジャー」
赤が鮮やかで、とっても目立ちますが、それでも花の多い時期は町中が花だらけでかすんでしまいます。

「ゴクラクチョウカ」
活け花にすると豪華で高価な花ですが、ハワイでは普通に咲いていて、日本にいる程ありがたみを感じません。

「ハイビスカス ハイブリッド」
ハイビスカスは、ハワイを代表する花の一つです。ハワイには、在来種が5種類、固有種が5種類あるそうです。ただ、良く目にするものはほとんど交配種(ハイブリッド)です。色は、白、赤、ピンク、黄色があります。赤いハイビスカスは、ハワイ州の花になっています。

「Spider lily」
ちょっと地味ですが、変わった花です。

木の上も地面に近いところも花で、あふれています。花の最盛期は、まさにこの世の楽園を満喫できると思います。目にしみる緑、色とりどりの花々が、疲れた心と身体を優しく癒してくれます。
ワイキキの花は、これで終了です。実は、まだまだ写真があるのですが調査が追いつきません。また、ハワイに行った時に今回の成果を活かしてみたいと思ってます。
ハワイシリーズは、後3回予定しています。「ハンバーガー比較」「昆虫」「Honolulu Zoo」と続きます。
ワイキキで見られる植物(2)
日本は、いきなり真冬の寒さになってしまいました。ハワイが遠く感じられます。
南国を象徴するヤシの木は、ココヤシ(椰子の実がなるものです)が良く知られていますが、実はハワイだけでもヤシの木は200種類を超えます。
その中で、ココヤシ以外のヤシの木を2つご紹介します。
「Travelers Palm」 このヤシの木は、扇を広げた形をしています。写真ではわかりにくいですが、かなり大きくて約10mの高さがあります。左隣がもっと高い位置で広がり始めた状態のものです。

「Date Palm」 ココヤシに似ていますが、別種です。ヤシもそんなに種類があるとは思いませんでした。

「Indean Banyan」 和名 ベンガルボダイジュ(クワ科イチジク属)
日本ではよくガジュマルと呼び沖縄にも生えていますが気根を下ろしていません。バンヤンツリーは世界で800種類以上、ハワイだけでも100種類以上あると言われています。ブッタが悟りをひらいたと言われる、いわゆる「菩提樹」は、「インドボダイジュ」のことをいいます。ちなみに、日本で「ボダイジュ」という名のついた樹はシナノキ科シナノキ属の落葉高木で別種になります。名前を付けるにあたって曰く因縁があり、ここでは長くなりますので興味のある方は調べてみて下さい。
地面に長く伸びている気根は、大人がぶら下がっても切れないぐらい丈夫です。

「Noni(ノニ)」の実
驚異的はビタミン、栄養素を含むノニジュースで有名な実です。
何気なく撮った写真の中にあるなんて、ビックリしました。ノニジュースは気になっているのですが、臭くて飲みにくいと言われいるので、なかなか手を出すことができないでいます。次回こそ挑戦してみようかな?

「Ironwood」 常夏の島「ハワイ」に似つかわしくない樹木に思えました。この木に、沢山の鳥たちが集まってきます。鳥たちのさえずりは、南国そのものです。

主にワイキキだけしか歩いていませんが、もの凄い数と種類の樹木を見ることができます。ただ、気づかないことも多いのですが・・・。振り返ってみると、緑にあふれている街だということを改めて感じました。
紅に染まる生田緑地!
師走初日、お友達と一緒に生田緑地の紅葉観察会を開催しました。
真冬並みの寒さの中、晩秋の生田緑地はまさに息を呑む美しさでした。
燃えるような紅色のもみじは今ピークを迎え、目に染みるようです。

もみじの絨毯は、自然の作った芸術品。

友達も写真を撮るのに夢中で、撮られていることには気づかず・・・。

「奥の池」の紅葉の様子。一週間前と比べて一気に赤くなってきています。

額縁の中に入れておきたくなる、もみじの絵画?!

青空に映える黄葉(こうよう)

もみじの紅葉

晩秋の陽射しで、なが〜い影法師が落ち葉の上を伸びていきます。

「民家園」の合掌造りも紅葉を背景に一層趣きを増しています。

合掌造りの一軒は、おそばやさんです。昼はここで「民家園そば」を食べて温まりました。
「民家園そば」は、とろろ、山菜、たぬきが入っていて、お得感もあり満足できる量とおいしさです。もちろん「ざるそば」もお勧めです。
地元の人たちが「民家園」に入らなくても蕎麦を食べられるように、裏口があるんです。

目もお腹も十分楽しんで、満足のできる紅葉の観察会でした。
寒さに負けなければ、後一週間くらいは紅葉を楽しむことができると思います。京都に行かなくても、紅葉の素晴らしさを味わえるところです。
ワイキキで見られる野鳥たち(3)
今回のハワイでは、今まで見たことの無い鳥を探すことに一生懸命でした。
その結果、いろいろな鳥に出会うことができました。
「Red-vented Bulbul」 ブルブルと呼ばれる「シリアカヒヨドリ」
木に停まっている鳥を湛然に見ていると、赤いお尻の鳥を発見しました。

「White-rumped Shama♂」 和名 アカハラシキチョウ
瑠璃色が美しいこの子を偶然発見しました。1回だけの出会いでした。

「Nutmeg Mannikin」
運河沿いを歩いている時に出会いました。スズメよりも小さくてかわいらしい鳥ですが、詳細はよくわかりません。

「Black-rumped Waxbill」
とっても小さくて、まさに小鳥です。群れで行動していますが、とっても臆病な鳥であまり近づくことができません。目の周りの赤いアイシャドーが愛らしく、思わず飼いたくなるかわいさです。スズメより小さいです。

「Catte Egrett」 和名 アマサギ
首の動きがユニークな子です。歩く時、頭はあまり動かさず首をくねらせながら、前に進みます。見ていると、笑ってしまうおかしさです。本人にとっては、これが普通なのでしょうが。

「Black-crowned Night-heron」 和名 ゴイサギ
この鳥は、ホテルの水辺にもいましたが、すごくどんくさい子です。
水の中の魚を狙っているのですが、この姿勢をしばらく続けて・・・

頭を突っ込んで、獲物を仕留めたと思いきや、成功したのをまだ見たことがありません。
なかなかお腹を満たせないでいる様子がなんとも滑稽でした!

鳥を見つけて、しばらく時間をかけて観察していると、だんだん友達になったような気がしてきます。
「ちょっと待って! もう少しいてよ!」と声をかけたくなったり、「もっと頑張りなさいよ。」と応援したくなったり、他人事とは思えなくなるのが不思議です。
鳥シリーズは、これで終了です。写真は撮れなかっけどあと2種類確認しています。行動範囲が小さかった割には、たくさんの発見がありました。