萬歳楽座第六回公演
昨日は、国立能楽堂で開催された『萬歳楽座(まんざいらくざ)』に行きました。
『萬歳楽座』というのは、藤田六郎兵衛(能楽笛方藤田流十一世宗家)が主宰する観能の会です。
昨日は、来賓の方が多く藤田さんがわざわざ出迎えに入口まで出て来て、不思議に思っていましたところ・・・何と、高円宮久子様がいらしてました。
私たちの席(脇正面10列目一番右)からは、こんな感じに舞台が見えます。久子様は、正面の一番後ろに特別来賓席があり、そこに座っていらっしゃいました。ただ、そこの部分は他よりも薄暗くなっていて、私たちの席から顔を見ることはできませんでした。

演目の最初は、藤田六郎兵衛さんによる説明と『平調音取』(へいちょう)とは読まず、(ひょうぢょうのねとり)と読みます。これは、笛の音の調子で一番低い音色(平調)で、秋のような枯れたような物悲しい響きでした。
そして次の演目『神楽式三番叟』は、野村家親子三代による舞いを披露しました。
狂言師も、このように舞いをすることにも驚きましたが、親子三代が同じ舞台で演じるのを観れたことは、喜ばしいことだと思いました。
能『乱(みだれ)』は、豪華メンバーです。
3人の人間国宝と、観世流の家元に梅若玄祥さん・・・。中でも大鼓の亀井忠雄さんと藤田さんの気迫の籠った演奏は、緊張感と迫力とが増し、素晴らしい舞台となりました。
亀井忠雄さんは大のお気に入りで、この方が出ている能を選んで聴きにいっています。
帰り道、心地よい疲労感と舞台の高揚の余韻が、秋の夜に気持ちよく感じられました。
まさに、芸術の秋にふさわしいひと時を過ごしました。
『萬歳楽座』というのは、藤田六郎兵衛(能楽笛方藤田流十一世宗家)が主宰する観能の会です。
昨日は、来賓の方が多く藤田さんがわざわざ出迎えに入口まで出て来て、不思議に思っていましたところ・・・何と、高円宮久子様がいらしてました。
私たちの席(脇正面10列目一番右)からは、こんな感じに舞台が見えます。久子様は、正面の一番後ろに特別来賓席があり、そこに座っていらっしゃいました。ただ、そこの部分は他よりも薄暗くなっていて、私たちの席から顔を見ることはできませんでした。

演目の最初は、藤田六郎兵衛さんによる説明と『平調音取』(へいちょう)とは読まず、(ひょうぢょうのねとり)と読みます。これは、笛の音の調子で一番低い音色(平調)で、秋のような枯れたような物悲しい響きでした。

そして次の演目『神楽式三番叟』は、野村家親子三代による舞いを披露しました。
狂言師も、このように舞いをすることにも驚きましたが、親子三代が同じ舞台で演じるのを観れたことは、喜ばしいことだと思いました。

能『乱(みだれ)』は、豪華メンバーです。
3人の人間国宝と、観世流の家元に梅若玄祥さん・・・。中でも大鼓の亀井忠雄さんと藤田さんの気迫の籠った演奏は、緊張感と迫力とが増し、素晴らしい舞台となりました。
亀井忠雄さんは大のお気に入りで、この方が出ている能を選んで聴きにいっています。

帰り道、心地よい疲労感と舞台の高揚の余韻が、秋の夜に気持ちよく感じられました。
まさに、芸術の秋にふさわしいひと時を過ごしました。
スポンサーサイト