花を構成する要素
外に出られないので、家にある植物を使ってブログアップです。
一般的にいう『花』とは、植物形態学上は『主に被子植物の有性生殖器官』をいいます。
では、この写真はなんでしょう?ちょっと気持ち悪いですか?

これだと分かると思います。ユリ(園芸品種です)の雌しべの拡大写真です。先端部分は雌しべの内、花粉が付着するところで『柱頭』といいます。付着しやすいように粘液が出たり、毛が生えたりしています。黄色い物は付着した花粉です。ここからは顕微鏡の世界になりますが、この花粉から花粉管が伸び出してきて、受精のため下に向かい雌しべの下部にある子房内に入っていきます。
これは、ゆりの雄しべの先端部分『葯(やく)』の拡大写真です。つぶつぶが花粉粒です。
ゆりの花が開く直前の写真です。『葯(やく)』が開いていく途中なのが分かります。花粉が付いている部分は、当初内側に巻かれていて開花時期になると下から開きはじめ、最終的に雄しべの形になります。2つ上の写真(ユリの花の写真)と見比べてみてください。雄しべの姿が違うのがわかりますか?
参考にもう一つ。リンドウ(園芸品種)です。
リンドウの柱頭部分は、真っ白な毛で覆われ、とても綺麗です。
ちょっと詳しく書いてみましたが、私達の自然観察は海でも陸でも主に生態観察を中心に行っています。生物が自然の中で暮らしいている「ありさま」である、誕生、生育、闘争、求愛、産卵、保育、捕食など、ありのままの姿で生物が輝いている瞬間をみられた時の感動は何ものにも代え難いものがあります。
一般的にいう『花』とは、植物形態学上は『主に被子植物の有性生殖器官』をいいます。
では、この写真はなんでしょう?ちょっと気持ち悪いですか?

これだと分かると思います。ユリ(園芸品種です)の雌しべの拡大写真です。先端部分は雌しべの内、花粉が付着するところで『柱頭』といいます。付着しやすいように粘液が出たり、毛が生えたりしています。黄色い物は付着した花粉です。ここからは顕微鏡の世界になりますが、この花粉から花粉管が伸び出してきて、受精のため下に向かい雌しべの下部にある子房内に入っていきます。

これは、ゆりの雄しべの先端部分『葯(やく)』の拡大写真です。つぶつぶが花粉粒です。

ゆりの花が開く直前の写真です。『葯(やく)』が開いていく途中なのが分かります。花粉が付いている部分は、当初内側に巻かれていて開花時期になると下から開きはじめ、最終的に雄しべの形になります。2つ上の写真(ユリの花の写真)と見比べてみてください。雄しべの姿が違うのがわかりますか?

参考にもう一つ。リンドウ(園芸品種)です。

リンドウの柱頭部分は、真っ白な毛で覆われ、とても綺麗です。

ちょっと詳しく書いてみましたが、私達の自然観察は海でも陸でも主に生態観察を中心に行っています。生物が自然の中で暮らしいている「ありさま」である、誕生、生育、闘争、求愛、産卵、保育、捕食など、ありのままの姿で生物が輝いている瞬間をみられた時の感動は何ものにも代え難いものがあります。
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