ふるあめりかに袖はぬらさじ
予約をしていた、せっかくの舞台をどうしても観たい南十字星・夫は、松葉杖を使って通常の倍の時間をかけてなんとか劇場にたどり着きました。
昨日の舞台は、玉三郎主演の『ふるあめりかに袖はぬらさじ』です。
檀れいの花魁は、本当に綺麗で色っぽく、良く通る美しい声でうっとりするものがありました。
逆に玉三郎は、色気を押さえた粋な芸者役で、情に厚く人生の酸いも甘いも知り尽くした悲哀を秘めた役を実に見事に演じていました。歌舞伎で観るのとは、一味違う玉三郎を堪能できました。

今回の会場の「赤坂ACTシアター」前です。
開場まですわって待つスペースが全くありません。普通ならあまり気にしないところですが、松葉杖ではちょっと辛いです。

後ろの高いビルはTBS。TBSの敷地内に、シアターがあります。

頑張って観に行った苦労に報いてくれた素晴らしい舞台でした。
観客は「玉三郎ファン」と思われる、年齢層の高いおばさま方がほとんどでした。
もっと若い人たちにも観てほしいなぁ〜と、思いました。
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