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秀山祭大歌舞伎

 今月は、新橋演舞場で「秀山祭大歌舞伎」が開催されています。昨日は夜の部を観に行ってきました。

 秀山祭の由来は、初代中村吉右衛門(俳名:秀山)の芸を次世代に伝えようと、現在の中村吉右衛門が始めたもので今年は7年目になります。
『時今也桔梗旗揚(ときはいまききょうのはたあげ)』では、中村吉右衛門が武智光秀(明智光秀)役を市川染五郎が小田春永(織田信長)役を演じることになっていましたが、染五郎は先月27日国立劇場で舞踏公演中に舞台セリから転落し大けがを負ったため、代役として中村歌六が演じました。
 重厚な時代もので、吉右衛門がいかに力を入れていたかが良くわかりました。本当に気合いの入った舞台で、歌六はそれに十分応えて演じきっていました。
秀山祭板絵


「新橋演舞場正面」
 庇上の紫色の櫓にご注目!
新橋演舞場 

「櫓」
 櫓のある芝居小屋は、江戸時代は幕府が公認している証でした。
 現在櫓が立つのは、東京歌舞伎座の11月と京都南座の12月のそれぞれ顔見世公演時のみだけですが、改築工事に入った歌舞伎座にかわって、新橋演舞場が大歌舞伎興行の常設小屋となった証として新歌舞伎座開業までの間はずっと「櫓」を掲げています。
櫓 
 櫓の正面は、新橋演舞場の定紋『雪月花』です。横には「木挽町きやうげんづくし(狂言尽くし)新橋演舞場」と書かれています。
 木挽町とは、歌舞伎座のある地域の古い町名で、歌舞伎界や歌舞伎通の間では、木挽町といえば歌舞伎座のことをいいます。


新歌舞伎座 
 来年春の開場に向けて、歌舞伎座の改築工事がここまで進んでいます。


 今回の演目後半の『京鹿子娘道成寺(きょうかのこむすめどうじょうじ)」では、白拍子花子を中村福助が演じています。何度も観ている演目ですが、福助の舞いは切れがあり、非常にメリハリの効いた踊りです。
 そこには、美しさだけではない力強さがあり改めて福助の実力を見せられた気がしました。
 歌舞伎は、同じ演目でも演じる役者によって違いますし、その日によっても違います。それが歌舞伎の面白さの一つだと思います。


 明日明後日は、ダイビングのため、ブログはお休みです。



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南十字星

Author:南十字星
 自然観察と歌舞伎が大好きな夫婦でつくっているブログです。生田緑地と伊豆海洋公園をフィールドにネイチャーフォトを楽しんでます。

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