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あっという間に9月も終わり


 9月に撮った写真で、今までのブログに載せられなかったものをご紹介します。
 写真はいっぱい撮っているのですが、種の同定に手間取り、その日のうちに載せられない植物や昆虫の写真がかなり残っています。10月になったら、季節はずれでもう載せられないものもあるのであわてて・・・!!



「多摩川土手のススキ」
 9月中旬に多摩川に行った時、陽射しは真夏なのにススキがこんなに咲いて?、季節はもう秋なのだと改めて感じました。
ススキ


「メドハギ」
 萩の仲間で、良く見かける雑草ですが薬草にも使われています。
 名前の由来は元来が「筮萩(めどぎはぎ)」と呼ばれましたが、これはかつて易占に使う「筮竹(ぜいちく)」替わりに用いれたことによるものです。
メドハギ 


「オオマツヨイグサ」
 マツヨイグサ属には黄色以外に白、紫、ピンク、赤といった花を咲かせる種類があります。
 標準和名では、黄花を咲かせる系統は「マツヨイグサ」(待宵草)、白花を咲かせる系統は「ツキミソウ」(月見草)と呼び、赤花を咲かせる系統は「ユウゲショウ」(夕化粧)と呼んで区別してます。しかし、あまり浸透しておらず黄花系統種もよくツキミソウと呼ばれているそうです。
オオマツヨイグサ 


「イタドリ雄花」
 雌花と雄花があり、これは雄花。
 若い茎は山菜としても食べれます。利尿作用や止血剤として、民間薬としても使われています。
イタドリ雄花 


「アラゲハンゴンソウ」
 アラゲハンゴンソウ(粗毛反魂草)は、キク科の植物で原産地は北アメリカです。
 大正時代に鑑賞用として渡来しましたが、昭和初期に北海道や東北地方で野生化が始まり、現在では関東地方から四国にまで帰化が進んでいます。
アラゲハンゴンソウ 


 多摩川のいわゆる雑草です。同定ができたものをここに載せました。
 植物の同定は、わずかな違いで種が違うので本当に難しいです。


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名誉の負傷!?

 急に涼しくなって、あっと言う間に秋になってしまいました。
生田緑地を歩き回るにも最も良い季節になったと、意気込んでいたのが・・・


 ススキが、銀色に輝いて陽射しも秋色です。
ススキ




 1週間前には、全くなかった『彼岸花(曼珠沙華)』が、菖蒲池のほとりに咲き乱れてました。
彼岸花 



 樹木の葉の色も鮮やかな緑から、秋の色に移り変わり始めています。
秋の風情 


 この後、山側の悪路を登り「キノコ」観察をしていたのですが、『南十字星夫』はぬかるんだ岩で足を滑らせて。。。
右足首靭帯損傷 



 ただの捻挫と思いきや、医者に行ったら足首靭帯損傷で全治4週間との診断。即ギブスを付けられ、松葉杖歩行になってしまいました。先生には、骨折した方が治りが早かったねと言われました。
 これから、海へ山へと計画していたのに残念ですが、ジムもヨーガも行かず、ひたすら安静にして、しっかりと直し、癖にならないようにしなくちゃです。
 本人曰く、「スポーツ選手でもないのに恥ずかしい。初ギブス、初松葉杖、初リハビリを頑張って、せめて歌舞伎には行かなくちゃと」と言ってます。
 こんな訳で、しばらくはどこにも出かけられそうにありません。ブログ更新が滞ると思いますが、あしからず。今後ともご愛読よろしくお願いします。



「赤とんぼ」と「どんぐり」

「秋が来たなぁ〜!」と感じるのは、どんな時? 
赤とんぼを見た時? どんぐりが落ちているのを見た時?


「アキアカネ」
 赤とんぼを見ると、秋を感じる人も多いのではないかと思います。
実は「赤とんぼ」というトンボは、いません。体色の赤いトンボを総称して「赤とんぼ」と呼んでいます。
 「アキアカネ」は、赤とんぼの代表種です。秋に生まれるイメージがありますが、6月頃に羽化し夏の間は高い山で避暑し、秋になると里山に降りて来ます。
アキアカネ




 「どんぐりころころ、どんぶりこ・・・」って歌がありますが、「赤とんぼ」同様「どんぐり」というの実はありません。「カシ」「シイ」「コナラ」などの実を総称して「ドングリ」といいます。


「マテバシイの実」
 堅実は砲弾型で、白いろう状のもので全体が覆われています。
マテバシイの実 



「コナラの実」
 今の時期、実が熟す前の緑色のうちに葉がついたままの状態で落ちているものがたくさんあります。枝の切り口がスパッと切れてて、ドングリのどこかに小さな穴が開いているものを持ち帰って来るのは、ご注意を! 
 実の中には「コナラゾウムシ」「コナラチョッキリ」などの虫の卵が入っています。家で置き忘れた「ドングリ」から、幼虫が出て来るかもしれません。

コナラの実 






ナマステインディア2012

 ナチュラルブログを目指している本ブログ。ヨーガを始めて8年ぐらいになりますが、代々木公園で毎年開催されている『インドフェスティバル』を今回はご紹介します。
 
 インドに関するものが全て集まる「ナマステインディア」。今年で20回目を迎えました。毎年、この時期に2日間開催されます。
 多数のインド料理店も出店していて、何を食べるか?本当に迷ってしまいます!


ミッドタウンにある「NIRVANA」も出店
 まず、ここのカレーを食べてみることに・・・
NIRVANA



「NARVANA」のチキンカレーとサンバルカレー
 カレーの下に、ご飯(インディカ米)が入ってます。ご飯にルーをかけて食べると、凄く辛いというわけではないのですが(そこそこの辛さ(笑))ジワ〜っと、汗が出て来て鼻水まで出て来る始末!やっぱり辛い!
チキンカレーとサンバルカレー 


サリー
 オシャレなサリー。欲しいなぁと思いますが、日本では来て行くところがありません。
そんなことを考えている脇をインド人の女性が、素敵にサリーを着こなして歩いてました。さすがインド人には良く似合っていて、このままどこへ行っても全く違和感がなくて羨ましく思いながら横目で眺めてました。
サリー 


バンジャビスーツ
 こちらも、とってもキュートで人だかりができてました。
ショールとトップス、パンツの3点セットで売られてました。
バンジャビスーツ 


サンダル
 色がカラフルで、サリーやバンジャビスーツに合わせて履くとトータルコーディネートができそうです。
サンダル 



「ムンバイ」のキーマカレーとバターチキンカレーとマンゴーラッシー
 どうしても、他の店のカレーも食べてみたくなるもの。
ナンとの相性もバッチリで、美味しかったです。マンゴーラッシーは、初めて飲みましたが大ファンになってしまいました。
キーマカレー、バターチキンカレー、マンゴーラッシー 


 その他に「インド風ビーフン焼き」と「鳥の大串焼き」を食べました。
食べ過ぎてしまい、帰ってきてから消化剤を飲みました。
 インドフェスティバルは、インド好きにはたまりません。ぜひ一度足を運んでみることをお勧めします。インドを丸ごと体験でき、インド料理・舞踏・音楽・ヨーガ・アーユルヴェーダ・スパイスコーナー・ワークショップ・紅茶・観光ブース等々。飲食店も多く出店していて、「腹八分目」はとっても難しいので、食べ過ぎにご注意を!



さすが人間国宝、吉右衛門!

 今日は「秀山祭大歌舞伎」の昼の部に行って来ました。
今回も中村吉右衛門の巧さを感じさせる舞台でした。

 強気をくじき弱気を助ける『河内山(こうちやま)』は、片岡仁左衛門も当たり役で観たことがあります。初代吉右衛門が得意としたこの演目、二代目吉右衛門も大胆不敵で憎めない主人公を見事に演じています。さすが人間国宝・吉右衛門!
 仁左衛門と比べて、甲乙つけ難い位どちらも素晴らしく、後は好みの問題で機会があればどちらももう一度観てみたい演目です。
河内山


 幕間にはいつもの「辨松」のお弁当
辨松弁当 


 歌舞伎を歌舞伎座(今は、新橋演舞場)で観る時は必ず「辨松」のお弁当を買って行きます。
 ほとんど「白米幕の内2番」のお弁当です。中身は一年中全く変わりませんが、毎月2回食べても飽きない美味しさです。特に出し巻き玉子は絶品で、家で何度も挑戦して作ったみましたが、この味を再現することができません。
 考えてみれば、年間24食。どうりで、「辨松」のおばちゃんと仲良しになるわけですね。
辨松弁当中身 


 演舞場内のおみやげやで、ちょっと素敵な「和のテイスト」を発見できます。
竹手バック 


「今日の新歌舞伎座」
 歌舞伎座の工事も行く度に進んでいます。いよいよ外壁に歌舞伎座の象徴、唐破風(からはふ)の形がお目見えです。
工事の進捗状況 

秋になった生田緑地

 暑い、暑いとは言っても季節は、確実に秋に移り変わっています。
生田緑地には、秋の草花が咲き始めました。


「ツリフネソウ(釣船草)」
 名前の由来は、細い柄にぶらさがっている花の姿を帆をかけた船の姿に見立てたところから来ています。
渦巻き状になっている距の中に蜜が入っていて、ハチたちがこれを目当てに集まってきます。
 この花が咲き始めると、夏が終わった秋になるのだと感じさせてくれるものです。
ツリフネソウ


「ヤマホトトギス(山杜鵑草)」
 名前の由来は、野鳥のホトトギスの胸の斑点に似ているところから「ホトトギス」の名になったということです。
ヤマホトトギス 


「ヘクソカズラ(屁糞葛)」
 名前の由来は、葉や茎をもむと悪臭がすることからつけられました。
しかし、花は美しくかわいらしいものです。こんな名前じゃ〜かわいそう!
ヘクソカズラ 



「コマツナギ(馬繋ぎ)」
 茎が強く、馬の手綱を茎に縛って繋いでおくことができることから「馬繋ぎ」と名付けられたそうです。
コマツナギ 





「嵐を呼ぶ女」がジンクスを破った海 その3



 このシリーズ最後の章です。



「チーム集合!」
 我々のチームは5人+ガイドの計6人でした。
 私達も随分経験を重ねてきましたが、他のメンバーは、ガイドが出来るぐらいの超ベテラン揃いです。ベテランダイバーのダイビングを見ながら、日々上達している最中です。
 ガイドが探してくれた生物を順番で見ているのですが、運が悪いと番が回って来た時いなくなってしまうこともあります。みんなが見れるように「全員集合!」
チーム集合




「体験ダイビング中」
 この日の海は、ダイバーたちで混み合っていました。
 この写真の中に体験ダイビングの人がいます。中央でインストラクターにつり下げられてる人分かりますか?体験ダイビングはダイバー講習を受けていないので、自力では何もしません。ある意味、楽々です。5m程の深度を見せてもらい楽しさを体感します。
ダイバーとノンダイバー 


「金目鯛押し寿司」
 伊豆高原駅の売店でゲットしました。時々面白いものを見つけ試してみるのも楽しいです。
この押し寿司も美味しかったです。
金目鯛押し寿司 


 ダイビングの楽しさの一つは、全く別の世界に生きている人たちに出会えることです。
職業も住むところも異なる人たちが、趣味が同じということでここに集まって来ます。
 気が合うと「また一緒に潜ろうね!」と言って別れ、再会を喜び合うというダイビング仲間は本当によいものです。

「嵐を呼ぶ女」がジンクスを破った海 その2



 ブルーの海の中は、群ればかりでなく色とりどりの魚たちが私たちを出迎えてくれました。



「サクラダイ♀」
 生まれた時は全て雌で生まれ、成長し体の大きい雌が雄に性転換します。雄は真紅の体に白い桜の花びらを散らしたような白い斑点が点在しとても美しいです。このサクラダイは水深22mぐらいで撮影しました。今回のベストショットです。
サクラダイ♀


「アオリイカ」
 目の前を行ったり来たり、遊んでいたのか?怒っていたのか?
めまぐるしく体の色を変化させながら、しばらく漂っていました。
アオリイカ 


「クマノミとサラサエビ」
 サンゴイソギンチャクの中に隠れたり、顔を出したりしているクマノミはとってもかわいいのですが、結構気が強くて攻撃的です。一方、サラサエビは「我関せず!」と言った様子です。
クマノミとサラサエビ 


「ツユベラ幼魚」
 オレンジ色が鮮やかで、目立つのですが動きが早くて、なかなかカメラに納まりません。
 ナイスショット!(自画自賛(笑))
ツユベラの幼魚 


 福岡から伊豆の海に潜りに来た友達のために、この日の海は大サービスで色々なものを見せてくれました。


「嵐を呼ぶ女」がジンクスを破った海 その1

 福岡からやって来るお友達は、何故かいつも嵐を連れて来てなかなか伊豆海洋公園で潜ることができません。
 前回は台風を前々回は大雨を連れてきて一緒に潜ることができませんでした。
 そして今回、ダイビングの日程を合わせて合流。やはり、大型の台風16号が発生してひやひやしていましたが、見事ジンクスを破り伊豆海洋公園でダイビングできました。


「マアジの大群」
 もの凄いマアジの大群で、続々とやってきて、いつまでもどこまでも続きます。通り過ぎるまで、眺めて待ってました。
マアジの群れ 


「アカカマスの群れ」
 誰かが言ってました。「今日は、干物になる魚がいっぱいいたなぁ!」と。
アカカマスの群れ 


「スズメダイの群れ」
 関東ではスズメダイを魚屋さんで見ることはありませんが、福岡ではザルにのってスズメダイが並んでいるそうです。
 この魚も立派な食用です。どんな味がするのかな?
スズメダイの群れ 


「入り交じる幼魚小魚達」
 海中から上を見上げると、水面近くの魚の群れが凄かったです。
入り交じる幼魚小魚 


 この日の海は、良い潮が入って来きて水が青く、ブルーの世界にいるようでした。



多摩川の鳥たち

 9月半ばになるというのに、昼間はまだ真夏の暑さです。
野鳥の観察にはちょっと早いですが、多摩川に鳥たちの様子を見に行って来ました。

「アオサギ」
 日本最大の鷺です。川の中を悠々と歩く姿は、貫禄があります。
アオサギ


「コサギ」
 日本のシラサギ類では最小です。足指が黄色なので、すぐわかります。
ちょっと伸びをしているみたい!
コサギ 


「コガモ」
 小型のカモ、コガモです。マガモと良く似ていますが、嘴と足と翼鏡(よくきょう)の色が違います。翼鏡とは、緑と白の翼の後先端部分の名称です。雄は頭部が派手な色なのですが、今の時期は、地味な羽色になった「エクリプス」と呼ばれる状態で渡来するので、雌かエクリプスかの判定は難しいです。
コガモ 


 水の中にいる鳥さんたちが、羨ましいくらい熱い陽射しでした。


 明日明後日は、ダイビングで伊豆入りのためブログはお休みです。





目が回る夏の海! その3

 今回のシリーズ最後を飾るのは、この子たちです。

「ハリセンボン」
 怒るとこんな風に針を立てて、身体がパンパンに膨れますが、口元はどう見ても笑っているように見えます。
ハリセンボン


「イソカサゴ」
 せいぜい10cm程度の小さいカサゴです。小さいので、料理はしにくいですがカサゴなので美味しいらしいです。市場には出回っていないので、確認するのはむずかしそうですが・・・。
イソカサゴ 


「トラウツボ」
 トラウツボは、色のコントラストが鮮やかで海の中でも結構目立ちます。
口の中も体表と同じ柄なので、ちょっとビックリです!
トラウツボ 


「IOPから大島を望む」
 ここが海のホームグラウンド I.O.P!
 天気が良いと、海も空も青くておまけに大島もくっきりと見えて、とっても気持ちよいです。
IOPから大島を望む 


 この海を潜ると、そこはまさにパラダイス! 
陸から見る海とは、全く異なる世界が広がっています。

目が回る夏の海! その2

 伊豆の海には、こんな魚たちがいます。ちょっと、南方系のイメージがあるかと思いますがいるんですよ!


「ツノダシ」
 夏になると、岩礁域でしばしば見られます。熱帯魚の代表みたいな魚です。
ツノダシ



「チョウチョウウオ」
 この形、愛嬌があって癒されると思いませんか?
チョウチョウウオ 



「アカハチハゼ」
 海水魚では『ハゼ科』が最も種類が多い魚で、2000種以上います。
「アカハチハゼ」を見たのは初めてですが、黄色い顔にブルーのラインが入ったオシャレなハゼです。
 ペアで同じ動きをして、とってもかわいらしかった!!
アカハチハゼ 


「マツカサウオ」
黄色に黒のラインが、鮮やかで目立つ魚です。柄が松ぼっくりみたいでしょ!
マツカサウオ 


 自然の作った造形と色、デザインはまさに芸術的と言えます。
初めて見る魚は、やっぱり興奮しちゃいますね。

目が回る夏の海! その1

  海の話題の前に!待ちに待ったNFLアメリカンフットボールが開幕しました♪
  来年2月4日のスーパーボウルまで我が家のTVはNFL一色になります。


 ダイバーのお友達からお誘いを受け、ダイビングに行って来ました。
おかげで、久しぶりに伊豆海洋公園(I.O.P)に潜ることができました。
この日は、まさに大漁!! 人間の方が、大漁の網の中にかかっているような気がしました。



「イサキ若魚の群れ」

イサキ若魚の群れ


「アカカマスの群れ」

アカカマスの群れ 


「キビナゴの大群」
 何千、何万匹? キビナゴの雲が流れているようでした。
キビナゴの大群 


「ソラスズメダイの群れ」
 鮮やかなブルーが、この時期はひときわ輝いて見えます。
ソラスズメダイの群れ 


「マタナゴの群れとイシガキダイ」
 マタナゴの群れにイシガキダイが、突っ込んで行きます。
マタナゴとイシガキダイ 


「ダイバーと並走するヒラマサ」
 ダイバーと比べてどうですか?なかなかのサイズですよね。
 マスクをしていると以外と視野が狭いので、隣にいきなり現れたりするとビックリします!
ダイバーと並走するヒラマサ 

 他にも、スズメダイの群れ、ブリの群れ、ムツの群れ、グルクン(タカサゴ)の群れ、マアジの群れが次々と現れ、目が回ります。
 食べられる魚が、こんなに沢山泳いでいて、魚以外に伊勢エビとかサザエとか・・・。
美味しそうに見えてしまうのは、食いしん坊のせい?
 日本の海は、魚介類の宝庫だと実感できる一日でした。



秀山祭大歌舞伎

 今月は、新橋演舞場で「秀山祭大歌舞伎」が開催されています。昨日は夜の部を観に行ってきました。

 秀山祭の由来は、初代中村吉右衛門(俳名:秀山)の芸を次世代に伝えようと、現在の中村吉右衛門が始めたもので今年は7年目になります。
『時今也桔梗旗揚(ときはいまききょうのはたあげ)』では、中村吉右衛門が武智光秀(明智光秀)役を市川染五郎が小田春永(織田信長)役を演じることになっていましたが、染五郎は先月27日国立劇場で舞踏公演中に舞台セリから転落し大けがを負ったため、代役として中村歌六が演じました。
 重厚な時代もので、吉右衛門がいかに力を入れていたかが良くわかりました。本当に気合いの入った舞台で、歌六はそれに十分応えて演じきっていました。
秀山祭板絵


「新橋演舞場正面」
 庇上の紫色の櫓にご注目!
新橋演舞場 

「櫓」
 櫓のある芝居小屋は、江戸時代は幕府が公認している証でした。
 現在櫓が立つのは、東京歌舞伎座の11月と京都南座の12月のそれぞれ顔見世公演時のみだけですが、改築工事に入った歌舞伎座にかわって、新橋演舞場が大歌舞伎興行の常設小屋となった証として新歌舞伎座開業までの間はずっと「櫓」を掲げています。
櫓 
 櫓の正面は、新橋演舞場の定紋『雪月花』です。横には「木挽町きやうげんづくし(狂言尽くし)新橋演舞場」と書かれています。
 木挽町とは、歌舞伎座のある地域の古い町名で、歌舞伎界や歌舞伎通の間では、木挽町といえば歌舞伎座のことをいいます。


新歌舞伎座 
 来年春の開場に向けて、歌舞伎座の改築工事がここまで進んでいます。


 今回の演目後半の『京鹿子娘道成寺(きょうかのこむすめどうじょうじ)」では、白拍子花子を中村福助が演じています。何度も観ている演目ですが、福助の舞いは切れがあり、非常にメリハリの効いた踊りです。
 そこには、美しさだけではない力強さがあり改めて福助の実力を見せられた気がしました。
 歌舞伎は、同じ演目でも演じる役者によって違いますし、その日によっても違います。それが歌舞伎の面白さの一つだと思います。


 明日明後日は、ダイビングのため、ブログはお休みです。



ベルリン国立美術館展

 今日は、上野の国立西洋美術館で開催されている『ベルリン国立美術館展』に行ってきました。


 この展覧会の目玉は、下記のポスターの絵 フェルメールの『真珠の首飾りの少女』です。
 とても小さな絵で少女というには、ちょっとおばさん顔(笑)!
 この絵の魅力は、何と言っても窓から射し込む陽の光です。少女の来ている黄色の服が、光の中で白っぽく輝き白い壁が陽の光でやわらかい黄色になり、真珠の首飾りが光を反射している一瞬を描いてます。
 描いているのは、少女ではなく光そのものです。
ベルリン展ポスター


「ロダン作 地獄の門」
 国立西洋美術館前庭には、ロダンの作品が多数あります。
 ダンテ「神曲」に登場する地獄の入口の門をテーマに制作したもので、世界に七つ鋳像したものの一つです。この門にあるモチーフから独立した彫刻がいくつも生まれています。

ロダン 地獄の門 


「ロダン作 考える人(拡大作)」
 この考える人も、地獄門上部にあるモチーフが独立したものです。
 ロダンは、パリにあるロダン美術館を訪れてから好きになった彫刻家です。美術館には、ロダンとその愛人であり天才的な弟子であったカミーユ・クローデルの作品が多数展示され、地獄の門や考える人などの荒々しい作品群とは違った愛に満ちた作品がとても印象的でした。

ロダン 考える人(拡大作) 


 美術館の帰り、友達と以前に来たお奨めのとんかつやさん『蓬莱屋』に寄りました。
蓬莱屋 


「ひれかつ定食」
 映画「東京物語」に、わざわざ監督が登場させたとんかつです。
 ここのひれかつは、全く油っこさがなくて毎日でも食べれそうなとんかつです。
 初めて食べた時「これ、本当にとんかつ?」と驚きました。とんかつを食べている感じがしないのです。
 今のところ、これ以上のとんかつには出会っていません。連れて来てくれた友達に感謝!感謝!です。
ヒレカツ定食 





チョウチョ!

 蝶のいくつかを紹介します。

「ナガサキアゲハ♂」
 尾錠突起を持たない大きなアゲハチョウです。オスは黒一色で、メスは翅の基部が赤色で白色紋があります。
 日本産のチョウでは、モンキアゲハやオオゴマダラに並ぶ最大級の種類です。
 名前のとおり、南方系の種類ですが地球温暖化により、関東地方や北陸南部まで進出しています。
ナガサキアゲハ♂


「ルリタテハ」
 和名を『瑠璃立羽』と言いますが、翅の表面に鮮やかな水色の帯模様が入るのが特徴です。
 実際に見ると、吸い込まれるような『瑠璃色』です。
ルリタテハ 


「コミスジ」
 翅を開くと白い帯模様が「三」字に見えるところから、この名が付けられています。
コミスジ 


「サトキマダラヒカゲ」
 このチョウは「ヤマキマダラヒカゲ」と非常に良く似ています。
サトキマダラヒカゲ 


 生田緑地には、約50種類の「蝶」が生息していますが、これからいくつ見ることができるか楽しみです。



歌舞伎の巡業公演はお得!

 歌舞伎は7月〜9月、幾つかのグループに分かれて全国各地を巡業公演して回ります。
今回は、西コース(おもだかや一門)の公演を立川市市民会館で観てきました。
 巡業公演は、普段の三等席価格で一等席をとることができるが魅力です。
 役者による解説付きで、より身近に役者を見ることができます。
 
巡業ポスター



 市民会館の2階が大ホールで、階段にのぼり旗が立てられてローカルな感じでした。
のぼり旗 

 「おもだかや」と言えば、6月に亀治郎が猿之助を襲名しましたが、今回の巡業には出ていません。
 座頭は市川右近。長い間、前猿之助(現・猿翁)が倒れてからスーパー歌舞伎を支えてきた重鎮です。
 おもだかや一門は、結束が強くチームワークの良い舞台です。今回も重厚な時代物と歯切れの良い踊りで楽しませてもらいました。
 「歌舞伎のみかた」を担当した市川猿弥の説明は、とっても面白くて会場を何度も沸かせてました。


 歌舞伎は観てみたいけど、なんとなく敷居が高いと思われている方は、巡業公演はお奨めです。価格も安く、演目も厳選された名作を一つと短めの舞踏を一つ。飽きさせない工夫がされています。



プロフィール

南十字星

Author:南十字星
 自然観察と歌舞伎が大好きな夫婦でつくっているブログです。生田緑地と伊豆海洋公園をフィールドにネイチャーフォトを楽しんでます。

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