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貴重な草花の和名の楽しみ

 生田緑地の観察会で、貴重な草花に出会うことができました。


「ツリガネニンジン(釣鐘人参:キキョウ科)」
 8月から9月にかけて可憐な花を咲かせます。この花が咲くと秋の到来を感じさせます。
生田緑地では結構見ることができますが、東京23区では「絶滅危惧種」に指定されてます。
 和名は釣り鐘状の花が咲き、大きな根を朝鮮人参に例えたからだそうです。
ツリガネニンジン


「オトギリソウ(弟切草:オトギリソウ科)」
 夏に2cm程の黄色い花を咲かせます。
オトギリソウにはタンニンが多く含まれ、生薬としても用いられています。
和名の由来は、この草を原料にした秘薬の秘密を漏らした弟を兄が斬り殺したとういう平安時代の伝説によるものです。不吉な伝説のため、付けられた花言葉も「怨み」「秘密」と縁起が悪いものです。そう言えば『ゲーム』の名前にもなっていました。

オトギリソウ 


「タマノカンアオイ(多摩の寒葵:うまのすずくさ科)」
 これぞ、ザ・生田緑地の草花です。
 牧野富太郎博士が命名したもので、標本の採集地は武蔵登戸(現在の生田緑地)とされています。
多摩丘陵特産のカンアオイということです。徳川家の家紋となっているフタバアオイの仲間です。
 川崎市内では麻生区、多摩区、高津区に分布していますが、生育地がせばまり著しく減少してます。神奈川県では減少種に指定されてます。春に独特の花を咲かせるので来春が楽しみです。
タマノカンアオイ 


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南十字星

Author:南十字星
 自然観察と歌舞伎が大好きな夫婦でつくっているブログです。生田緑地と伊豆海洋公園をフィールドにネイチャーフォトを楽しんでます。

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