fc2ブログ

高山植物「チングルマ(珍車)」




 高山植物とは、森林限界である標高2,500m以上の高山域に生息し氷河期との関係が深い植物です。2,500m以上ですから、相当な登山をしないと見られない訳ですが、緯度の高い北海道では標高1,700mが森林限界となり、旭岳ロープウェイを使って楽々と見ることができます。花を愛でる人達には有名な人気スポットになっています。

 珍しい植物がたくさんありましたが、表大雪の大群落で一番最初に目につく「チングルマ」から始めていきます。

チングルマ


チングルマ群生 
 白い花に黄色の雄しべと雌しべが印象的です。よく見ると、花びらの中央部も一枚一枚黄色く色づいているのが分かります。

変化1 
 チングルマ。和名は、珍車。子供の風車に見えたことから稚児車転じて珍車というそうですが、なぜこの花が風車に見えるかというと、花期が終わってからの変化に理由があります。花から羽飾りが出来るまでを順番に追ってみます。

変化2 


変化3 


羽飾り 
 中央部に羽毛状の花柱が残り、羽飾りのようになります。この羽飾りがもう少しすると、上から見て車輪のように見えるのが稚児車の由縁です。秋には真っ白な綿毛のようになるようです。


種子 
 羽飾りの一本一本の先には種子が付いています。一本抜いてみました。秋になると風に吹き飛ばされて種子を遠くまで運んでくれます。



 本州では、木曽駒ヶ岳千畳敷、立山室堂、乗鞍岳などで見られるようです。




テーマ : 花の写真
ジャンル : 写真

コメントの投稿

非公開コメント

No title

 お帰りなさい。さすがに北海道は涼しげですね!でも旭岳の登山は大変でしたか??お疲れ様でした。山頂からのパノラマ写真もワイドで自分が山頂で見ているような錯覚を覚えます。臨場感があっていいですね!これからも期待しています。珍車の花は可愛らしくてきれいですね。特に、最初は白い可憐な感じの花が、最後は曼珠沙華の様に変化するさまは驚きです。きびしい気候の中で生き抜いていくたくましさを感じました!今回の旅では、まだまだお宝写真が控えているのでしょうね!アップされるのを楽しみにしています!暑い日が続きますので、体調管理に留意して頑張ってください。ではまた!

Re: No title

 旭岳は、登山時間の割には足に疲労が残る山でした。終始、大岩やゴロゴロとした小岩が多いガレ場が続くので、足の力を緩めるところがなく緊張感が足の疲労を増大させる感じです。わずか2時間半の上りでも天候が変わりやすく強い風が始終吹いていました。でも、北海道で一番高い所に立てたという満足感はたまらないです。
 写真はまだまだ続きます。楽しみにしていてください。

プロフィール

南十字星

Author:南十字星
 自然観察と歌舞伎が大好きな夫婦でつくっているブログです。生田緑地と伊豆海洋公園をフィールドにネイチャーフォトを楽しんでます。

カレンダー
プルダウン 降順 昇順 年別

03月 | 2024年04月 | 05月
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -


FC2カウンター
フリーエリア
ポチッと押してもらえると励みになります。  ↓
最新記事
最新コメント
カテゴリ
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
学問・文化・芸術
1000位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
演劇
50位
アクセスランキングを見る>>
リンク
検索フォーム